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2014年2月8日(土)
機械の購入

 年末に仕事場用の空気清浄機を買った。おもちゃをガンガン作らなくてはならないと
いうことはそれだけゴミもたくさん出るし、仕事場も木の粉が舞う。基本的に集塵機で吸
ってはいるのだが、それでも微細な粉じんは空気中を漂っている。だんだんそれも気にな
ってきて、空気清浄機の登場となったわけ。多い時は1日でフィルター掃除をしないとい
けないくらい汚れている。つまり効果があるということだろう。


 そして昨日、ルーターが壊れた。これはもうだいぶ長い間(15年くらい)使ってきたの
で寿命だと思うのだが、無いと仕事ができないので急遽買いに行くことに。マキタの8mm軸
のものを購入。ルーターテーブルに着くかどうか心配だったけど、無事装着できた。新しい
機械が入るとテンションがあがる。それはそれでうれしいわけだが、やはり突然の出費は痛
い・・。テーブルソーなんかはもし壊れると仕事が一歩も進まないので、バックアップ用に
安物を1台ストックしている。

 
 今日は雪。

2014年1月27日(月)
堺で新年会

 もちゃ作家仲間で作っているグループ「エトセトラ」で大阪の堺市に
集まった。仕事ではなくて、新年会
 でも、お食事会だけではもったいないので、堺にあるふたつのミュージアム
を見学することにした。ひとつめは「自転車博物館」。いうまでもなく堺市は
自転車製造のまちで、それは戦国時代の鉄砲鍛冶の伝統から受け継がれた
金属加工の技術が連綿として受け継がれてきた結果だという。
 博物館ではそういう歴史から、ヨーロッパで生まれた自転車の原型など
現在に至るまでの自転車の変遷が実物展示されている。私は高校、大学の
頃は自転車が好きで、遠乗りもよくしていた。教員に採用されてからも初ボーナス
でロードレーサーを買ったりした。クロモリ(クロームモリブデン鋼のこと。軽く
て剛性が高い材質。)のフレームの本格的なもので、乗らなくなった今、倉庫
で眠っている。(いずれ復活させるつもり。)

 
19世紀の自転車

 この博物館では月に一度「おもちゃ教室」が開催されていて、ちょうどその日
(1月26日)は開催日だった。牛乳パックでつくる「節分のパクパクオニ」を大人
のおもちゃ作家4名がうれしそうに作ったのだった。エトセトラのメンバーで、
地元堺市に住む青木宏子さん(木のおもちゃ作家・工房サニープレイス主宰)は
実はこの博物館でおもちゃ教室の講師をされていて、何カ月かに1回、担当
されている。そういうわけで、博物館のスタッフに顔なじみの青木さんの案内
で教室参加となったわけ。
 その後、「刃物ミュージアム」に移動。刃物もまた堺の地場産業。ミュージアム
にはたくさんの包丁、はさみ、爪切りなどが展示され、販売もされていた。刃物
を見るとほしくなる私だけど、包丁はちょっと前にいいのを買って、ときどき研ぎ
ながら大事に使っているので、今回は買わないことにした。ただ、「包丁の研ぎ方」
をプロが指導するDVDが売られていたのでついつい買ってしまった。
 夜、予約をしていた和食の店で4人でお食事会。おいしい海鮮のコースで満足。
皆さんの近況などを交換しながら楽しい時間を過ごした。

2014年1月4日(土)
謹賀新年

 けましておめでとうございます。
年末ぎりぎりまで納品に追われていて、この日記を更新するのも
久しぶり。12月30日に一応年内の仕事を終えてからは何もする気
が起こらなくてダラダラと過ごしている。本当は年明けに納めないと
いけないものもあるので、そろそろ気合を入れ直さないといけない・・。
 岡山県にあるテーマパーク「おもちゃ王国」で「木のおもちゃフェア」
という催しが開かれていて、私・Mtoysのおもちゃの他、日本のおもち
ゃ作家の作品、木の玉プールなどが大きなフロアで展開されている。
テーマパークなのでもっとメジャーなおもちゃがメインのコンテンツな
んだけど、こうして木のおもちゃのコーナーを作っていただくことで、
裾野を広げる意味にもなるだろうなと思う。

 
 年末に息子たちが帰ってきて、大晦日には恒例のカニを食べに祇園
のほうに揃ってでかける。長男は就職4年目で社会人としての落ち着き
が出てきたように見える。次男は就活が始まり、忙しくなっていく。でも
とにかく元気で家族そろってお正月を迎えられたことだけで良かったと
思う。

 

2013年12月7日(土)
サンタモビール

 リスマス向けのワークショップをやってきた。大阪・千里中央に
あるよみうり文化センターの教室。今回は「サンタモビール」。この
カルチャースクールの講師もけっこう長いので、参加者に「前も来
ました」という方が多くなってきた。今回の参加者は、小学生の親子
や、中高年の女性の一人参加、若い女性の一人参加、赤ちゃん連れ
のお母さんの参加など年齢構成が多彩だった。
 パーツを作るのは簡単なんだけど、糸で吊るすものは、結んだり
バランスをとったりするのにけっこう時間がかかる。(そんなわけで
余裕がなくていつも教室風景の写真を撮るのに、今回は忘れてしまった・・。)
最終的には皆さんうまくバランスもとれ、可愛いモビールが完成。



 今回は荷物も少なかったので電車で行った。帰りに梅田で途中
下車してヨドバシカメラでプリンターのインクを買う。梅田のこのあ
たりは新しいショッピングモールなんかが出来て「旬」の場所。でも
クリスマス前の土曜日で人はいっぱい。インクだけ買ってそそくさと
地下鉄に乗る。昔はけっこう盛り場好きで用もないのにうろうろしてた
のになあ・・。
 帰りの京阪電車の特急で途中からとなりにすわったおっちゃん、
すわったとたんに「あーあ」と一人でため息。その後も手でトントンと
リズムをとったり落ち着きのないこと。私は、文庫本を読みながらも気にな
ってしかたがない。本の内容が頭に入ってこないよー!という感じだった。
結局私が降りる駅でそのおっちゃんも降りた。つまりずーっと一緒だった
ってこと。酔っぱらってたのかもね。

2013年12月4日(水)
テレビ出演 

 ュース番組の取材を受けた。2013クリスマスのおもちゃ事情を探る中で
日本経済の動向を推し量るといった内容だ。私の部分は、「教育的な玩具が
注目される中での木のおもちゃの存在」という視点からのインタビューとおもちゃ
の紹介。
 12月3日の夕方に放映されたが、私の部分は5分くらいだったが、代表的
なおもちゃの動きなどもきれいに撮っていただいて、わかりやすかったかなと
思う。ただ、自分が話す場面を見るのは苦痛で、恥ずかしい。TV出演があれば
いつも録画はしているのだが、見るのはたいてい1回だけで、後はお蔵入りとなる。

                  
放送画面を写真撮影してみた 

 先週は、車検のため大阪・枚方市の販売店へ。そして次の日は自分の体の
「車検」つまり健康診断(ドック)。年に1回の健診だが、LDLコレステロール値が
少し高くしばらく薬を飲むことになった以外は特に問題なしでひと安心。

 サッカーJ2の京都サンガがプレイオフ。決勝に勝つか引き分けでJ1復帰だ。
まずは長崎との1戦目を引き分けで決勝進出。(リーグ戦3位なのでアドバンテイジ
が与えられて勝たなくても引き分けでいいらしい)次は徳島と国立で決勝だ。なんか
ニュースでは「徳島が初J1昇格かけて決戦」とかそういう報道が多く、「あと1勝だ」
なんて書かれると、京都を応援している側からは『1勝って、何徳島目線でいうてんね
ん!』とカチンとくるのだった。

2013年11月26日(火)
秋の奈良

 ォーキングネタが続くけど、連休の一日目(11月23日)、とても
いい天気だったので奈良へ出かけた。宇治から奈良はJRに乗ると約30分で
着いてしまうので車で行くより電車が便利。行楽シーズン真っ盛りなので車で
行ってもどうせ駐車とか移動とかに苦労するのは目に見えているし・・。
 案の定、奈良公園周辺は車の列ができていた。奈良公園を突っ切って、春日山
原始林
の遊歩道に入る。静かな山道を登っていくと、若草山の裏側に出る。若草
山は正面からみると単なる小さなおまんじゅうのような山に見えるけど、山は奥
に3重になっていて、けっこう大きいのだ。遊歩道からはその3重の奥に着く。
途中は紅葉がきれいで何度も立ち止まってカメラを構えた。

         
若草山山頂の鹿

 若草山を降りて、北側に道をとると、二月堂方面だ。二月堂は「お水取り」で
有名で、関西では「冬も、お水取りが済むと暖かくなる」とよく言われる。お水
取りでたいまつの火の粉を散らす舞台のようなのがあるのが二月堂。ちょっと清
水寺の舞台にも似ている。(清水の舞台のほうがもっと広いけど)

        
二月堂
 観光客はどこもたくさんいて、秋の奈良を楽しむ人でいっぱい。鹿も鹿せんべ
いをもらえる「書き入れ時」なんだろうな・・。大人の鹿はよくこころえていて、
観光客に「おじぎ」のしぐさをする。これをするともらえるのを知っているのだ。
ちょっと悲しい感じもするけど。

 二月堂を過ぎたら正倉院があるが、工事中で建物が見えなかった。このへんは
ちょうど東大寺の裏側になる。裏から東大寺を眺めながら歩くと「大仏池」とい
う池がある。池の水面に紅葉と大仏殿が映ってとても美しい。
 今回のルートは初めてだったのだが、けっこう静かな道が多くて、お勧めのル
ートだ。



2013年11月22日(金)
金戒光明寺

 週間ちょっと前になるが、例によって日曜日はウォーキング。
いつもは郊外に出かけるのだが、今回ひさしぶりに京都市内へ。平安
神宮などがある岡崎から少し北に歩くと、金戒光明寺というおおきな
お寺がある。京都では「黒谷さん」と呼ばれている有名なところ。
幕末に京都の守護をまかされた会津藩の本陣があったことでも知られる。
会津藩「お預かり」の新撰組もここへ市中見回りの報告にしょっちゅう
訪れていたとのこと。大きな石段から近藤や土方が降りてきそうな気が
する。

  
正面の大きな石段                   寺の周りもいい雰囲気 

大河ドラマ「八重の桜」でも出てきたわけだが、この寺に残る新島八重
の書とか、会津の松平容保の書、鎧、その他の遺物の特別展示をやっていた。
「昔の人は字うまいな」などとまぬけな感想をつぶやきながらも興味深く
見学して、ついでに立派な庭も見る。おそらく松平容保もこの庭を散歩
したんだろうな・・などと思いながら歩いた。

 金戒光明寺をでて少し歩くと吉田山に登っていける。吉田山は吉田神社
のバックにある小さな山で、京都大学の後ろ山という感じ。初めて登って
みたが、かなり森もあっていい散歩道だ。途中、完全に山登りスタイル
(流行りのピタっとしたスポーツインナーというかコンプレッションウエア
を中にはいて上着はウインドブレーカー、足元はトレッキングシューズという
ような感じ)の60代くらいの夫婦とすれ違い、妻と「吉田山とつながって
る高い山なんてあったか?まさかこの丘みたいな吉田山に来るだけであのかっこ
してきたんちゃうやろな」などと首をかしげる。
 山を降りて京大のほうに歩いていく。雨が降ってきた。そのまま南下して
また岡崎に戻り、地下鉄東山駅に着く。距離はけっこう歩けたかな・・。

Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。