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2014年4月6日(日)
ミニサッカーゲーム

 曜日は、よみうり文化センター千里中央でおもちゃ教室。
今回は「ミニサッカーゲーム」。オーソドックスなサッカーゲーム
を少し小型にして人形が3対3で対戦するもの。操作が比較的楽に
なり小さい子もやりやすい。
 皆さん1時間ちょっとかけて完成していったが、出来上がってから
親子で対戦が盛り上がった。お父さん、お母さん、おばあちゃん、
それぞれの相手と夢中で対戦している、子どもたちの楽しそうな声
が教室に響いた。やはり作ってから遊べる題材というのはいい。


 教室は午後からなので、少し早目に千里中央に着いて、まず昼食。
よく行く出石そばの店がいっぱいだったので別のそば屋へ。若干、そば
のゆで加減がやわらかすぎ・・。すこし残念な気分で食べていると、
カウンターの端で食べている初老の男性が時々ぶつぶつと「くそっ
とか小さな声でつぶやいているのが聞こえる。そして食べている途中に
かばんの中をごそごそ探したりしては何やらぶつぶつと不機嫌そうな感じ。
私よりずいぶん前から入っていてとうに食べ終わっている感じなのに出よ
うとしない。『ひょっとして財布を忘れたのに気づいてかばんを探して見
つからず、出るに出られへんのかも・・・』などとも思ったけど考えすぎ
かな・・。そばがやわらかいのと、そのおっちゃんが気になるのとでいまい
ち食事が楽しくなかったのだった。


2014年4月1日(火)
壁玩具のメンテナンス

 日、京都市北区にある幼稚園へ。ここに納めたおもちゃ(壁付けの遊具)
メンテナンスに行ったのだが、あいにくの雨。
 設置していただいてからもう7〜8年たっているのだが、今も年に1回か2回
点検や修理に行かせていただいている。全体としては頑丈に作ったので壊れる
こともなく働き続けているのだが、部分的には修理が必要になってくる。それに
外の廊下部分なので雨風の影響もある。(屋根の下ではあるけれど)
 今回見たところ、ずいぶん塗装がはげてきている。夏くらいまでに一度大きな
補修をしないといけないかなあと思う。
 ほぼ同じものを北海道のある施設にも納品したのだが、無事かどうかちょっと
気になる。北海道だけに直接私がメンテナンスに出向くというわけにもいかない
ので、できるだけ誰でも分解修理がしやすい設計にはしてあるが・・。
 補修を終えて、近くの地下鉄北大路駅付近で昼食。ここは京都の北のちょっと
したターミナル的なところでショッピングタウンのビブレなどがある。

       3月の雨の日に                    4月になり、我が家のお向かいの桜の木もほぼ満開

2014年3月24日(月)
ちょっと神戸に

 戸の兵庫県立美術館に行ってきた。23日の日曜日。現代アート
展示だったので見に行くことにしたのだ。パリのポンピドゥー・センターの
の現代アートのコレクションが来たらしい。
 パリのポンピドゥー・センターは20年ほど前に一度行ったことがあって、
その時の印象としてはデザインセンターという感じで、フランスの最先端のデザイン
ワークが集められていて、ミュージアムショップにはデザイン性の高い玩具
などもあった。
 今回のは現代アート。平面作品、映像、インスタレーションなど25作家
の作品が見れた。現代アートの展示は、見て行くうちにシュールな空間に
自分を放り込んでいく感じになり、不思議な感覚を味わえるのが楽しい。
 平面作品の中に灰色の壁のような作品があり、「グレーの無地の画面
が作者の意図として無意味さを際立たせている。」という解説があった。その
後美術館の中で灰色の壁のある場所が偶然あり、『これを四角に切って作品
だと言って展示しても通るやろな・・』と思った。でも、考えてみると、作品として
意図して作られた灰色の平面と、芸術とは無縁の目的で作られた壁とがそっくり
で、交換しても成立してしまうこと・・そのナンセンスさというか無意味さこそ作者
の意図するところだったのかもしれないな・・と気付いた。

 
展示作品のひとつ
 

 美術館を出て、海岸沿いの公園をずっと歩いていく。気持ちのいい遊歩道
になっていて、海から吹く風が心地良い。震災後に作られた高層のマンション
と新しい遊歩道、海、貨物倉庫や作業船の港湾風景・・この対象風景が新しい
神戸らしさ
なのかなあと思いながらのんびり歩いた。

 三宮まで歩いて、そのまま北野坂を登っていく。行ったことのなかった異人館
街に行ってみることにした。神戸は仕事ではしょっちゅう行っているのだが、こうし
て「観光」として歩くというのは本当に久しぶり。

兵庫県立美術館のある灘から生田川への遊歩道        北野坂

 お昼を食べようと、北野坂にあるロシア料理の店に。店は3階にあるのでエレベ
ーターに乗る。閉めようとしたら後から女の子の2人連れが「すみませーん」と
乗ってきたので、すかさず「開く」ボタンを押して「どうぞ」と入れてあげる。3階に
着いてエレベーターが開いたら店の前には待っている人がいっぱい。名前を書く
用紙をみつけて書き込もうとしたら、さっきの女の子2人連れがササッと急いで
我々より先に名前を書きこんでいる・・。『え・・・遅れてエレベーターにやってきて
親切に開けてあげて・・結果、知らん顔で自分たちが先取りするの??』と少々
鼻白んだ。文句を言うほどのことではないけど、なんか気分はすっきりしなかった。
結局、待つのがきらいな私は、待ってでも食べたい妻を説得して別の店に行くこと
に。タイ料理の店でタイカレーとかパッタイ(タイ風焼きそば)などを食べた。
 食後、また坂を登っていく。異人館は、洋館内部は建築として興味深いものが
あったが、そのまわりがいけない。土産物屋とかがずいぶんできていて、人もいっ
ぱい。洋館内部にも土産物販売の部屋が必ずある。(まあその収益で維持費を
捻出しているのかもしれないのだが。)

 夕方近くなり、浜側に降りていって、南京町(中華街)へ。中央の広場ではなんか
お祭りをやっていて、中華風獅子舞が踊っていた。すごい人だかり。
 中華料理屋が軒を並べているのだが、客引きのための声かけが昔より随分多く
なっている。ちょっとめんどくさい。メインストリートを曲がって横町にある店で夕食。
小龍包や空心菜の炒め物など、本格中華を楽しんで、8時すぎに帰路についた。
 

2014年3月18日(火)
花粉症は治ったのかな

 いかわらず定番商品の制作に追われていて、この日記も
更新できずにいた。あとは、消費税の増税に伴う、商品価格の
改定を取引店に知らせる資料作りとか、確定申告とか・・・なにか
と小忙しい。
 日曜だけは気分転換のためウォーキングに出かけるようにはして
いる。最近出かけたのは、京都の高台寺付近にある「霊山歴史館」。
坂本龍馬、新撰組、その他の志士など幕末の資料を展示した博物
館。京都はいろいろと舞台になったので興味深い。比較的エンター
テイメントを意識した展示内容なので若い人も多かった。その後
高台寺付近の「ねねの道」あたりや、石塀小路などをうろうろしてみ
る。「THE京都」って感じの場所なので観光客がいっぱい。なぜか
ジブリグッズの専門店があったり、ミッキーマウスの模様を和柄に
配したグッズを売る店などがあったりする。

  
霊山観音付近から下って八坂の搭を望む

 昨日はいつもの京都1周トレイルの東山コース。暖かくなってきた
ので山歩きも体が動きやすくなった。山道の途中で妻がタオルハン
カチを落としたのに気がついた。「戻って探してこようかな」と言うので
「もうええやん。あきらめたら?」と話していると、だいぶ後ろを歩いて
きていた若い男性の2人連れが「タオル落されましたか?」と声をかけ
てくれた。拾ってくれていたのだ。


 花粉はだいぶ飛んでいるんだろうか?一応マスクをして歩いている
が、帰ってからもくしゃみがでるようなこともなく、目のかゆみもわずか
だ。なんで治ったのかなあ・・。


2014年2月21日(金)
天王寺

 日2月21日、大阪の天王寺へ。知り合いの作家3名が入ったグループ展
「天王寺の人々」展を見に行ったのだ。展示会の場所・茶臼山画廊は、天王寺駅
から堀越町のレトロな商店街をぬけて谷町筋を少し歩いたところにある。
画廊に入ると、ワイヤーアート作家の中根さんがおられた。展示を見せていただ
いてから少しお話をする。精力的に作品展を次々とやっておられるようだ。この日
はお見えではなかったが、兵庫県丹波市の2人の木工作家、奥田さんと細谷さん
の作品も見れた。いつも丹波のクラフトフェアで顔を合わせるお二方なので会え
なかったのは残念。会場にはコラボ参加されている占いの田中さんという方もおら
れて、全員の作品をひとつひとつ丁寧に説明してくださった。
 茶臼山画廊のオーナーの吉田氏のスケッチ「天王寺の人々」をワイヤー(針金)で
再現したり、きり絵にしたり、木を糸のこで切り抜いたりして各自が作品にしている。
大阪の「ディープサウス」天王寺のちょっと「濃い」人々を愛情ある目線でクロッキー
した原画も素敵だった。

 1時間ほどで画廊を失礼して、第二会場ともいうべき、販売スペースのある「オオ
ウエ第二倉庫」に向かう。(東京から来られた出展者の切り絵作家・古川さんが案内
してくれた)歩いて5分ほどで着く。中根さんの展示会によく写真スタッフとして参
加されている矢野さんが店番。出展者の販売用の作品が並んでいた。やけに人通りが
多いので矢野さんに聞いてみると「今日は四天王寺のお大師さんの日らしくて、参詣
の人が多いんです。」とのこと。それなら骨董市もやってるだろうと思い、「じゃ、
四天王寺も覗いて帰ります」とお別れする。


  
奥田さんの作品・幾何形体のアクセサリー    奥の糸のこ加工は細谷さん、手前は中根さんの作品

 参道を少し歩くとすぐに四天王寺に着く。境内は露店がたくさん出ている。食べ物屋
もあるのだが、中心は骨董。古い陶器や家具、本、おもちゃ、金具、時計、かばん・・・
なんでもある。『ふつうこんなん捨てるやろ』というものでもなんでもあり。冷やかして
いると面白い。品物を見ているおっちゃんが「これ本物か?なんかあやしいなあ」と店主
のおっちゃんに言うと、店主は笑いながら「うちのはみんなあやしいで」と返していた。
大阪らしいやりとりが聞けて思わずニンマリ。


     
四天王寺境内の骨董市

 帰りに、境内を出たところにある有名なおまんじゅう屋さんで「釣鐘まんじゅう」を買って
お土産に。私は昔からこれが大好き。
 なんかのんびりした半日だった。
 

2014年2月11日(火)
飛行神社

 みの日はたいがいウォーキングをしているが、特にこの日記には
最近書いていなかった。今日は、八幡市の石清水八幡宮のある男山
にでかけた。ここの山は、登っていく道がいろいろある。今日はその前に、
ふもとの八幡市内にある「飛行神社」というところに行ってみた。ここは、
世界で初めて飛行機の原理を発見したといわれる二宮忠八が作った神社。
忠八は原理を見つけて、模型での飛行に成功し、当時(明治時代)の軍に
開発の上申をするが採用されなかった。「空を飛ぶ?なにを夢みたいな
ことを」という時代だったのだろう。失意のうちに製薬会社に勤めた忠八
は独力で開発を続けたがアメリカでのライト兄弟の初飛行のニュースを
知り、それ以上の開発を断念したということだ。個人の能力としては忠八の
ほうが先んじていたのに、結局、国や社会の、科学への理解とか民度とかいう
部分で日本はまだまだだったのかな。
 飛行神社には資料館があって、忠八の考えた「カラス型飛行器」や
「玉虫型飛行器」の模型などいろいろ展示されている。資料室には飛行機
に関する書籍や、たくさんの飛行機のプラモデルなどが展示されていた。
まあ、私のような飛行機好きには興味深いところだけど、つきあわされて
いる妻にとっては「ふーん・・」という感じだったらしいけど。
 受付も兼ねている社務所では、航空の安全祈願のお守りや、カラス型や玉虫型
の飛行機のエッチング模型(金属の薄い板をレーザーで型抜きした組み立て
模型)などが売っていた。
 ちなみに飛行機の登場する映画「永遠のゼロ」は、百田尚樹という人が嫌い
なので、見に行かないことにした。


    
飛行神社全景・神社らしくない外観。     零戦のエンジン部が外に展示されていた。
   
 その後、男山に登り、降りてから、京阪くずは駅まで4kmほど歩いて、
電車で帰宅。とっても風が冷たくて寒い1日だったけど、歩いていると身体
がほかほかしてくるのでとても気持ちがよかった。


Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。