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2006年6月20日(火)
日曜日は

 毎夜、ワールドカップを見るのに忙しい。BSで全試合
をやっているので、子供が録画している中からめぼしいのを
見ている。日本戦はもういうまでもない。「あの」結果だ・・。あーあ・・。川口のセーブ
はすごかったけどね。

 最近、日曜日何も予定のないときは夫婦で歩きに行く
ことが多い。今は「京都再発見」という感じで、清水寺、伏見
稲荷、哲学の道から銀閣寺など、長いあいだ行ってない
ところ(小学校の遠足以来行ってなかったところもある。)をみつくろって
歩いている。

 どうしても神社仏閣ばかりになってしまうのが不満だが、歩いて
いて自然が豊かで気持ちのいいところというとどうしてもこういう
ところになってくる。今は定番どころというか比較的「ベタ」なところ
をまず攻めているのだがおいおい新発見もでてくるだろう。
 だんだん山歩きとかになっていくんだろうか?それとも面白スポット
発見みたいな街探検になっていくんだろうか?めざしている方向が
我々にもよくわからない。
 
 

2006年6月17日(土)
訂正

 今日、本屋でたまたま手に取った雑誌「ブルータス」
にドイツ特集が載っていた。そこにこの日記で紹介した
ガラスの積み木が出ていた。そして、大きな間違いに気付いた。
このガラスの積み木をデザインしたのは、フランクロイド・ライト
ではなく、ブルーノ・タウトだった・・。そういえば、私はどちらの
建築家の回顧展も見に行っているので混同してしまったのだ。
雑誌ブルータスにはガラスの積み木が現在も東京の原宿で売られて
いると出ていた。ちょっと高かったけど、追加がほしいなあ・・。
 ところでブルーノ・タウトだが、ドイツ人建築家で、昭和初期に日本
に何年か滞在した。桂離宮などに代表される日本の数奇屋作り
に注目したことで知られる。

2006年6月6日(火)
バイク

 念願だったバイク復活が実現した。といっても
実は息子(長男)のバイクだ・・・。受験終了後、大学入学までの
あいだに教習所で彼は免許を取ったのだ。
 現在、息子は、手に入れたバイクのローンを返すために
空いた時間はバイトに追われている。
 買ったバイクはスズキのグラストラッカーという
やつで、ちょっとビンテージなオフロード車を町乗り用に
した感じ(といってもバイクに興味のない人にはわかんないだろうな・・)
のタイプだ。
 なにせ息子は初心者なので、いろいろと教えるのにかこつけて
私も乗り回している。もともとオフロード車ばかり乗って
いたので、このバイクのハンドル形状やライディングポジション
がオフ車に近く、乗っているとどんどん感覚がよみがえって
くる。
 ただ、実をいえば、息子が乗ること自体は内心心配ではある・・。
自分自身バイクで、救急車で病院に運ばれるような事故を
経験しているだけになおさらだ。一方でバイクの楽しさも
知っているだけにむげに反対もできず複雑な思いではある。
 危険回避もふくめて教えていくしかないか・・・。

 ワールドカップ楽しみだなあ・・・。

2006年6月3日(土)
ガラスの積み木

 でかけた時に買ったものやおみやげを紹介していく
と以前書いて、くじらの小刀だけ載せてそのままになって
いた。忘れた頃にまたもうひとつ。
 ガラスの積み木である。一辺の大きさ(基尺)が、
2cm。
 どこで手に入れたかというと、10数年前、京都の
国立近代美術館に「フランクロイドライト展」を見に行った
折、ミュージアムショップで購入したのだ。ご存知の通り
フランクロイドライトは、20世紀初頭のアメリカの建築家
であり、モダニズム建築の先駆者的な存在。日本において
も多くの影響を残し、特に彼が手がけた「帝国ホテル」は
あまりにも有名だ。
 そのライトが、てなぐさみにデザインしたガラスの積み木
のレプリカが販売されていたのだった。並べて遊んでいると
どう置いても美しく、窓際などに置くと光を通して更に美しい。
 写真で見てわかるように、形はほぼ正確なものの、シャープな
カットグラスではなくて、流し込みで作られた若干ダルな外形だ。
 そこがまた、ガラスの冷たさを感じさせずどこか暖かみを
感じる素材感を持っている。
 その後、売られているのをどこも見かけたことが無い。案外「お宝」なのかな?


2006年5月18日(木)
自転車のタイヤ

 次男(中二)の自転車のチェーンが、前のギヤ
から外れて、変な奥に噛みこんでしまったので
治してやることになった。はじめは自転車屋さん
に持っていくつもりだったが、ホームセンターで
チェーンとチェーン切り(チェーンのジョイントを
はずす道具)が売ってたので自分で治すことに
した。もともと自転車は高校生のころは好きでよく
自分でいじってたので修理は得意なのだ。
 そういえば、この前、妻の実家に皆で帰った時
義母の3輪自転車がパンクして自転車屋で「この
タイヤはもうだめ。3本ともチューブごと代える必要
がある。このタイヤは特殊なので部品代と工賃で
\15,000かかる」といわれたそうだ。しかし後日、
ホームセンターでみたら、その小さなタイヤはいくらでも
売っていた。チューブとタイヤ3組で\6,000
くらいで揃うのだ。しかも部品代はプロならホーム
センターで購入する価格と同じはずがないし・・・。
『ばからしいなあ』『ちょっとふっかけられてんのかな』
とも思えるのだが・・・。
 ただ、工賃というものをどうみるかだ。そのへん
が難しい。確かにちょっと自転車をいじったことが
ある人間ならタイヤ交換なんか簡単な作業なのだが・・・。
一般に技術料というものは素人が考えるより設定が
高いのが常なようだ。
 かくいう私にしたって、おもちゃ教室の講師料の
設定も、普通のバイトやパートの時給から考えれば
高くなる。それもまた、技術料、アイデア料という「無形」
の価値観が上乗せされているからということになる。
 件の自転車屋が高いか安いかは別として、技術や
アイデアといった「無形」のものが正当に評価されることも
また必要だし、知的所有権などを尊重する考え方もまた
そういうことの延長線上にあるような気がする。
 ただ、「無形」は「無形」でも「ナントカプロデューサー」
とか「ナントカセラピスト」とかとにかく横文字で
肩書きをつけて、やれ「こうすればもうかる」とか「こうすれば健康になる」などと
説いては大金を掻っ攫うようなうさんくさい輩も
いるようなので、そうなると今度は延長線上に「虚業」という
言葉が見えてくる。
 人が何に対して対価を払うのかということを厳密に
考えていくと、とてもあいまいな世界だと思う。

2006年5月2日(火)
大学周辺を散歩

 日曜日、夫婦でウォーキングがてら、京都市
の北山通りあたりを歩いた。というのも、このあたり
の「松ヶ崎」という地下鉄の駅付近に長男が4月
から通っている大学があり、どんなところかこっそり
見に行こうかということになったからだ。そもそも、
親子ともども、発表とか入学式とかに大学生にも
なって親がのこのこついて行くのはみっともない
と思うほうなので、知らないままでいた。でも、ちょっと
「どんなキャンパスでやってるのかな」と興味があって
行ってみることにしたのだ。もちろん日曜なので
建物は全部閉まっていた。ただ、中庭などを巡り
ながら外から「ああ・・ここが食堂か」などと見ただけ
である。結局、回りくどい「親バカ」か・・
 近くにサンドイッチがおいしいとグルメ本に出ていた
カフェがあったのでそこで昼食。そのあと、勢いに
のって地下鉄の駅3駅ぶんくらい歩いて買い物して
帰った。天気が良かったので鴨川にはたくさんの人が
くつろぐ姿が見られた。
その夜、足が釣った・・。

2006年4月24日(月)
倉敷

 先日、仕事で倉敷に行った。4〜5年ぶりだろうか。
美観地区のすぐそばの芸文館というセンターの
中庭の広いスペースで行われたクラフトフェア
に出店のためだ。美観地区そのものは、昔ほど
の人出では無くなってきているような気がした。
出かけるところが分散化してきているのかな。

 クラフトフェアのお客さんの反応は良かった。
やはり民芸品やクラフト品を扱うショップやギャラリー
の多い町だけに、手作り品に対する見方も
しっかりとしている人が多いのかなと思えた。

 雨や風に苦労させられた2日間だったが、
久しぶりの落ち着いた町並みに心がしっとりと
したような気がした。組み木と呼ばれる木の
おもちゃ作家の小黒三郎さんにも久しぶりに
お会いできたし。

おみやげは倉敷に来たらいつも買う「橘香堂の
むらすずめ」。どら焼きの皮の薄いようなのを
裏返しにして餃子のように折り、中につぶ餡を
はさんだお菓子。甘党の我が家では好評なのだ。

Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。