<<前のページ | 次のページ>>
2012年12月3日(月)
12月はじめのおもちゃ教室

 12月になった。1日の土曜日は大阪・千里中央のよみうり文化センターでおもちゃ教室。
クリスマス企画として「クリスマスツリー」を作っていただいた。最近ワークショップ題材
の材料としてよく使っている杉板でできたツリーだ。小さなオーナメント類も作る。女の子
中心かなと予想していたのだが、けっこう男の子もいて、工作を楽しんでいた。千里中央の
ショッピングモールはクリスマスの飾りつけが目立ち、この時期特有の華やいだ雰囲気と寒さに
身を縮める人々の急いだ足取りがなんか定番的な懐かしい光景。



 
次の日の日曜日は、宇治の木のおもちゃ専門店「キッズいわき・ぱふ」さんでおもちゃ教室。
夏に大活躍した題材である「コリントビンゴゲーム」を作っていただく。参加者は4〜7歳く
らいまでの子どもたちとそのお父さん、お母さん兄弟などの親子連れ。釘を打っていくのだが
これがやはりこの年齢の子たちにはちょっと難しい。金づちの前を持ちすぎる子が多く、「もう
少し後ろを持って重みを活かそう」とか「ひじを少しあげて金づちが水平になるようにして打と
う」とかいろいろコツを教えるうちに徐々に打てるようになってくる。もちろんそれでも幼児さ
んは、お父さん、お母さんに手伝ってもらう子もいたが、最終的には皆ちゃんと完成した。
 11月28日に島根県から帰ってきて1日はさんですぐに教室が続いたので少々ハードだったが、
できた作品をうれしうにかかえて帰っていく姿を見るとこちらもうれしい。

2012年12月1日(土)
島根県浜田市へ

 根県浜田市に行ってきた。この浜田市にある「浜田市世界こども美術館」で
「おもしろ木のおもちゃ展」が開催されるので、その作品の展示作業のため11月28日
〜29日に行っていたのだ。このおもちゃ展では私・Mtoysの作品を約40点ほど、大き
な展示室全体に展開する。そのほとんどは触って遊んでもらえるようにした。あと、
美術館のほうでチョイスした6人のおもちゃ作家の作品が別の展示室にまとめて展示さ
れる。
  京都から広島まで新幹線で約2時間、広島からは高速バスで浜田まで2時間半。乗り
継ぎ時間も入れて約5時間かけて着く。 島根県は寒いだろうな・・と覚悟して行った
のだが、着いた日はとても暖かくて拍子抜け。午後に美術館に着いて、先に送ってある
作品の梱包を開けて展示作業を開始する。学芸員さん2名と共に6時ごろまで作業して約
9割ほどの進捗具合でこの日は一応終了。ホテルまで送っていただく。駅前にあるホテル
の周りは商店街なのだが、他の地方都市の駅前商店街同様閑散とした感じ。ご多分にも
れず、離れたところにできた大きなショッピングセンターに食われてしまっているようだ。


  
「浜田市世界こども美術館」入口には今回の展示会の大きな看板が

 
翌日朝からまた作業を始めて午前中にほぼメドがついた。昼食は学芸員さんに案内され
て浜のほうにある寿司屋へ。お昼のランチメニューの「握り定食」を頼んだが、さすがに
漁港で有名な浜田の寿司屋さん。ネタは大きくて新鮮でボリューム満点だった。食後、学
芸員さんに車で漁港方面に連れていってもらい、「お魚センター」で買い物を少しする。
浜田名物のかれいの一夜干しを6枚ほど購入して家へのお土産とする。浜田は鳥取県の境港に
次ぐ山陰第二の漁港で、セリをする建物なども大きい。冬の日本海は寒そうだったがこの日
波はおだやかだった。
 この「浜田市世界こども美術館」は、昨年から木のおもちゃの企画を始めて、今年で二回
目。他の活動としてはフランスやスペイン、メキシコなど各国の「子どものためのアート活
動」と交流し、ワークショップのためにむこうの専門家を年に1回招いたりする企画をずっ
と続けている。箱モノと大層な収蔵品のみに予算を割くだけのどこかの地方美術館もある中
で、とても努力してユニークな活動をしておられる。建物は建築家の高松伸氏(島根県出身)
の設計の白い斬新な建物。隣には島根県立大学の広いキャンパスや、公園などがあり、一帯
は市の文化ゾーンとなっている。



 
夕方近くになりそろそろ帰りの高速バスの時間が近づいてきたので、駅まで送っていただき、
バスを待つ。広島に
6時半ごろ着いて、新幹線に乗るまでかなり時間があるので広島風お好み
焼きで夕食。大阪風とはちがう「別物」の食感なのだがこれはこれでうまい。
 12月にもう一度、ここの美術館でワークショップをやるために来るのだが、もっと寒くなっ
ているだろう・・。

 

2012年11月19日(月)
紅葉の南禅寺

 んだんと忙しくなってきている。島根県の浜田市世界こども美術館での展示会準備、各地での
おもちゃ教室、クリスマス関連の注文などなど・・いっぱいいっぱいの日々。ただ、そんな中の日曜日
少し歩きに出かけた。南禅寺の奥、疎水の流れる「水路閣」あたりから東山に登って行く。例によって
東山トレイルのルートの一部を歩く。南禅寺は観光客でごったがえしていた。紅葉がとても美しい。この
シーズンの京都はやはり人が多いのだ。ちょっと地下鉄に乗るだけでこうして有名なところに来られる
我々は恵まれているのかもしれない。でも、そんな人ごみは避けて、早々に山道へと逃げたのだった。
 かなり寒くなってきたが、山の中の陽だまりをみつけて弁当を食べる。野外で食べる飯はなぜこんなに
うまいんだろう?



 J2の京都サンガ、3位にまでつけていたのにプレイオフで大分トリニータに敗れてJ1昇格
は無しになった・・。引き分けでもよかったのに4_0だと・・・。あーあ・・。


2012年11月10日(土)
屋外のおもちゃ教室

 
阪府の高槻市、南大冠地区の秋の地域行事でのおもちゃ教室も今年で4回目となった。
公民館のグランドでテントが貼られ、その下での屋外のおもちゃ教室だ。地域の小学生が
たくさん参加する。今年は参加者が多くて約100名くらいのこどもたちがおもちゃ作りを楽しんだ。
 今年の題材はこのところMtoysの定番ワークショップとなっている「フリースロー人形」。発泡
スチロールの小さな玉を投げる人形だ。例によって作るだけではなく、玉を入れるいろんな仕掛け
を作って持っていき、遊びのコーナーを作る。作った子どもたちはわいわいといろんな「玉入れ」
に挑戦していた。


会場には辻元清美議員の姿も。

2012年11月4日(日)
晩秋の連休

 も深まってきたこの連休、11月3日は、地元・宇治の障がい児療育施設「ころぽっくるの家」で
毎年恒例の秋のイベント「ころぽっくる祭り」に協力参加。施設内の一部屋の「木のおもちゃコーナー」
を担当するため、いろいろと作品を持ち込んだ。同施設では、学習困難児の学習指導もやっている
ので、通所しているたくさんの小学生や近所の子らが集まった。おもちゃコーナーでは、小さな作品群に
加えて大きい「ジャンボキャッチ」(飛んでキャッチの巨大版)を持っていった。一番上にくっつくとアメを
1個もらえるというシステムにしたのではじめから終りまで子どもたちが列を作ってチャレンジ。一人で
15個くらいのアメをゲットした子もいた。
その子は何度も頻繁に並んでは挑戦するので「まだあまりやっていない子もいるから、10個以上アメ
もろたらもうええやろ?ちょっと休んで他の子に順番譲ってあげたら?」と声をかけると「うーん」と
あいまいにうなづいて離れていった。どんどん列の子どもたちが進んでいくと、オレンジのパーカーの
フードを被った子が黙ってチャレンジしている。覗きこんでよーく見ると「アメ10個以上ゲット」の子だった。
いつのまにかパーカーをはおって「変装」していたのだ。『そんなにやりたかったのか・・』と笑いをこらえて知らん顔する。



     
木のおもちゃコーナー                                        ジャンボキャッチに挑戦

 
 
4日はいつものウォーキングに。今回は夫婦二人ではなくて、近所に住む学生時代からの友人も交えて
3人で歩いた。JR城陽駅から鴻の巣山運動公園方面へ。城陽駅から水度神社までは街中だが、神社の中
からゆるやかな山道に入る。紅葉を眺めながらカサカサと枯葉を踏みしめて歩く山道は気持ちがいい。運動
公園でお弁当。周りは小さな子を連れた親子がお弁当を食べたりフリスビーをしたりして典型的な行楽シーズン
の公園風景。「懐かしいな」と3人でその光景を眺めながらよもやま話。
 鴻の巣山から宇治の太陽ヶ丘という更に大きい運動公園方面に歩き、そこを抜けて宇治駅から電車。日頃
あまり歩かないという友人も「気持ちよかった」と満足そう。また一緒に行こうと話して別れた。


紅葉したハナミズキの葉
 

2012年10月10日(水)
比叡山

 休1日目の10月7日は、比叡山へ。下から歩いて上がるのはちょっとしんどいけど
上には歩ける山道があるので、まず車で上まで行った。比叡山ドライブウエイのワインディング
ロードを気持ち良く登っていく。
 延暦寺に入って広大な境内を歩き、そこからガーデンミュージアム比叡のあるあたりまで
山道を歩く。下から登ってきた登山姿の人にもたくさんすれ違う。最近ちょっとしたブームな
のか、「山ガール」スタイルの若い子も多かった。ここの山道は一部京都一周トレイルの北山
コースにも入っている。(滋賀側からも京都側からも登れ、京都側がトレイルコースとなっている)
山道の途中、見晴らしのいい開けた場所があり、ベンチなどもあって、そこからの眺めが
とてもいい。京都の北山の峰々が奥まで見え、下界には大原や岩倉方面が見える。
 少し行くとガーデンミュージアム入口に着く。ガーデンミュージアムには入らずに戻り、
延暦寺の西塔方面へと足を延ばす。にない堂というお堂の付近で座って少しスケッチする
ことにした。じっとしているとだんだん汗が冷えて肌寒くなってくる。やはり1000m近い山の
上なのでかなり涼しいのだ。
 絵を描いてクールダウンし、落ち着いたところで車に戻り、帰ることにした。



 

Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。