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2008年2月13日(水)
楽なほうに流れたな!

 近くに住む学生時代からの友人が休みの日に
ふらっと訪ねてきた。「ちょっとおもちゃを買ったから」と
のこと。おもちゃってなんだ?と思ったらバイクだった。
そいつは何年か前からバイクに目覚めているのだった。
それが買い換えたらしい。
 で、乗ってきたのを見てみたらでかいスクーターだった。
やっぱり今流行ってんのかな・・・。前にこの日記で
『あんなのバイクじゃない』って書いたばかりだったので
少々驚いた。
内心は『えっ今までSR400に乗って、ビンテージっぽい方向
に行ってたんと違うの?』と思ったんだけど、本人もそれを
察してか照れくさそうに「日和ったなと、よそで言われた」って
言ってた。確かに楽は楽だろうけどね。
 でも、暖かくなったらツーリングでも一緒に行こうかな。


 

2008年2月9日(土)
雪の日

 この冬初めて本格的に雪が積もった。私は
一日中家にいたので特に影響は受けなかったが
出かけていた子供たちはそれぞれびしょ濡れに
なって(べちゃべちゃの雪なので)帰ってきた。
 家の前は坂道なので、少し上のほうでは立ち往生
している車もあった。先日の兵庫県の北部に比べ
雪に慣れていないこの辺のほうが、皆夏タイヤのまま
で安易に雪道を走るので危ない。



2008年2月2日(土)
旅気分

昨日、兵庫県豊岡市のほうに仕事ででかけていた。
あるメーカーに、私のおもちゃの製造を依頼するため
打ち合わせに行ったのだ。おもちゃのメーカーではないのだが、私の使うブナ材を主要な材料として
使っていて、挽き物の協力工場もあるとのことで、お願いしてみようということになったのだ。

どちらかというと日本海側に近いくらいの北のほうなので
さぞ雪が多いかなと思ったが、それほどでもなかった。
ただ、念のため、今回は車では行かず、福知山まで
京都から特急で行くことにし、そこから先は、同行する方の車に同乗
させてもらった。やはり、何年か前の「スリップ自損事故」が
ひびいていて、どうも雪道への恐怖心が抜けない。
ただ、雪の多い地方なので峠道などはスプリンクラーから
水が出て道を溶かすようになっており、目的の会社に着くまで
道路はきれいなものだった。
 それにしても、特急で途中の雪に覆われた山や田畑をみながら
揺られていると、旅気分でなかなかのんびりしていいものだった。


駅前は少し雪がある程度。                挽き物工場のサンプル群

2008年1月28日(月)
デジタルオーディオプレーヤー

デジタルオーディオプレーヤーというのかな、
首からぶら下げる小さな音楽プレーヤー(ipodではないけど、そういう類のやつ)を手に入れた。
実を言うと手に入れたのではなく「もらった」のだけど。しかも長男に・・。
というのも、次男が中学生になってからは、クリスマス
に「サンタさんが来なくなった」ので、代わりに親と子で
プレゼント交換することにしているのだ。(夫婦間ではしないけどね)
『最近何をほしがってるかな・・』と想像しながら選ぶのはなかなか楽しいし、何よりも
子供からもらうのは何であってもうれしいものだ。(ちなみに去年は次男から小さな電気ストーブを
もらった。今仕事場でけっこう重宝している。)

 次男が小学校高学年の頃にはすでに、クリスマスの朝
枕元にプレゼントがあっても「本物のサンタさんがくれた」とはたぶん
信じてなかったろう。ただ、長男もあえて弟に「本当のこと」を
ばらすようなことはしていなかったようだ。たぶん自分が小学校まで
にもらっていたうれしい気持ちを覚えているので、弟のそんな
気分を壊してやるのは無粋だとでも思ってたのかもしれない。

 さて、オーディオプレーヤーだが、歩くときによく使っている。
ブルーハーツとかモンゴル800とかを入れてある。世代的には
昔のフォーク世代なのだが、そういう60〜70年代の曲もたまに聞いて懐かしいな、いいなあと
は思うものの、あえてそういうのをプレーヤーに入れて聞こうとは
思わない・・。まあ、ブルーハーツもすでにだいぶ古いかもしれないけど・・・。


2008年1月18日(金)
NHK

 テレビもそこそこ見てる私だが、最近よく考えると
NHKの番組をよく見ている。「その時歴史が動いた」
とか「プロフェッショナル」とか「にっぽんの現場」とか
「SONGS」とか・・・。あと、教育テレビのほうの、おしゃれ
工房とかDIYのやつとか、「一期一会」なんかもたまに
見る。ほとんど欠かさず見てるのは「英語でしゃべらナイト」
かな・・。ドイツでのメッセ出展参加以来、英語の必要性に
目覚めて(今更遅いけど)、英語に興味がでてきたので・・・。
番組の中でやるパックン英検では、最近7割くらい
わかるようになってきた。
 10年以上前にはNHKの受信料さえ支払っていなかったのに・・。
民放の番組がかなりひどくなってきているということも一方で原因として
あるんだと思う。まあ、けっこう民放深夜のお笑い系番組なんかは
好きなんだけど・・・。(「ガキの使い・・・」とか)

2008年1月6日(日)
年頭に

 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

 年末年始は、例年になくのんびりしたものだった。
というのも、次男が高校入試を控えているため恒例のスキーも行かずじまい。
加えて、妻が体調を少々くずしているため、大掃除もしていない。
 大阪の妻の実家に行って2〜3日ごろごろしていただけだった。
まあ、そんな正月もたまにはいいか・・。
 4日からは、作業を始めている。仕事場の蛍光灯変えてないなあ・・・。
やり残したことが多い2007年だった。

 1986年から1996年のおもちゃ作家独立最初の10年
は、工作教室の経営、専門学校や短大での講師など周辺の
仕事のほうが忙しく、自分のおもちゃ作りの作風は模索が続いて
いた。「ぼかん」など、現在につながる私の作品の原型群はこの時期に
出来ていたが、まだまだ整理がつかず、何が自分の特徴なのかつかめないで
いた。
 1997年から2007年の次の10年は、毎年なんらかの仕事で
海外に行くことが増え、同時に作品の傾向やコンセプトもかなりしっかりと
固まってきた 。「たたく」などの特徴的な動きと作用のおもちゃ群も
この時期にどんどん生まれた。かなり激動の10年だったように
思う。それにともなって、製品化するものも多くなり、商品としての
木のおもちゃ作り、デザインの仕事にシフトしてきた10年だった。
おもちゃ教室も、出張教室の依頼が増え、作品作りとはまた違う手ごたえを
感じてきた。
 2008年からまた「次の10年」が始まる。初めの10年が「地固めの10年」、
次の10年が「飛躍の10年」としたら、いったいどういう10年になるだろうか?
時代状況は、地球環境の悪化も含めてどんどん悪くなるような感じだ。木のおもちゃ
を作る仕事を通して、たった一人の人間が時代に抗うことはとても不可能だろう。
でも、作家仲間、業界の人々、木のおもちゃが好きな人たちの輪が確実に広がっている
実感をこの20年間におおいに感じている。自然素材を使うおもちゃの意義、機械やバーチャル
ではない実感を伴う遊びの重要性、人と人とが対面してコミュニケーションする遊びの大切さ・・・・
などなどへの着実な理解がその輪の中で育っているように思う。
おもちゃを送り出す仕事を通して、そんな輪を少しずつ広げるお手伝いができればいいなと
年頭に思いを新たにしている。


たたくとネズミ4匹が同時に4方向に飛び出す
「マウスボカン」

Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。