相変わらずのウォーキングネタである。(仕事以外の日常も書こうと思うので・・)
住んでいる宇治市の隣は京都市伏見区で、近場を歩くときは伏見にもいろいろとルート
がある。後で本などで歴史上の出来事などを読んだとき、『あっここ歩いたとこや!』と
いうことも多い。さすがに京都である。
先日、宝塔寺という深草の山側にあるお寺もルート途中にあったが、後で「幕末に、ここで
長州藩の一隊が彦根藩や大垣藩の軍勢にさえぎられたことから蛤御門の変が始まった」
と何かに書いてあった。昔子どもを預けていた保育園は、伏見奉行所の跡にあり、鳥羽伏見の
戦いの時に幕府側の陣があったらしい。近くの御香宮という神社に薩摩側の陣があり、そこから
大砲が打たれたそうだ。もちろんその辺一帯は戦乱で焼けてしまったらしい。
とりたてて「歴史ファン」ではないけど、歴史的な事柄をちょっと知っていると歩くのも少し
楽しい。町屋の角から志士が出てきそうな横丁などがまだ少しは残っているので、「歴史散歩」
気分が味わえる。もともと京都の人間ではないから、常に外来者気分で観光してしまえるの
かもしれない。
もちろん、森や渓谷のある自然の中を歩くのも気持ちいいけど。

宝塔寺の山門
|