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2010年1月23日(土)
建具工場

 日は、大阪の守口市方面にでかけた。この日記で以前書いたのだが、昨年の秋、よみうり文化センターでの
おもちゃ教室に参加してくださった方が所属する建具製造の会社を訪問するためだ。若手の女性スタッフの方が中心
になってこの建具の会社で木製玩具の製造販売を始めておられるということを聞いていたので、ぜひ見学させていただきたい
とお願いしたのだ。
 花博記念公園の近くにある工場は3階建て。中に入ると建具に使われるスプルースやヒノキの香りがぷーんと鼻をくすぐる。
玩具担当の女性スタッフFさんに、製造している玩具製品を見せていただく。レーザー加工の機械があるのでこれで切り抜いたり、表面
処理したりした「はめ絵」「文字つみき」などが現在のラインナップのようだ。
レーザー加工機を動かしてみていただいたので、のぞきこむと、先端が光る切削部が生き物のように動き回って正確に切り抜いていくのが
面白い。もちろんコンピュータでデータを作成してそれに従って動いているのだ。
 社長さんから「昔の建具職人は自分の仕事を教えへんかったけど、今は若い人が誰でも受け継げるように、技術をきちんと教えるように
職人に徹底している」というようなお話を聞く。年配のベテランの職人さんがたくさんいたが、若いスタッフもかなりいて、うまく技術の伝承が
行われているようだ。
 Fさんに工場の機械を案内していただく。建具を製造することに特化した機械類が興味深かった。
ちょうど置いてあった製造品に「学校用の木製扉」や「木製窓枠」があり、『いまどき木製の・・?』と思ったが、現在、こういう木製
のものを使用する学校が増えているとのこと。なかなかいい傾向だなあと感心した。

 見学後、持っていった私の作品で若いスタッフ達に遊んでもらう。「飛んでキャッチ」や「ウェーブ」「スポーラ」などで歓声をあげて
よく遊んでいただいた。同じ木工関係とはいうものの、建具と玩具の関係者に通常はなかなか接点はない。たまたま玩具に関心の
あったこのFさんがここに新しい風を吹き込んだのかもしれない。新しいご縁に感謝!

工場の2階                                     立てかけてあるのは建具の技能検定用の課題だという。


スタッフ自作の手道具。特殊なカンナは手作りするそうだ。
角材を決められた角度に面取りするため、子ガンナどうし
角度をつけてくっつけて作られている。


2010年1月22日(金)
作業所製品の催し

 後、京都市内にでかける。「ほっとはあとEXPO」と銘打たれたイベントを見に行くためだ。
京都府の社会福祉協議会が主催するこの催しは、府下の障害者作業所などの施設が自施設で作っている
製品を各ブースで出展し、異業種交流や販路の拡大をめざすためのもの。今日22日と明日23日の
二日間、京都市、四条烏丸にあるシルクホールの3Fで開かれている。



 私が昨年からデザイン指導で関わっている作業所さんも出展しているので「陣中見舞い」ということもあって
見に行ったのだ。まだ、木製品の製作や製品化の基本的なことを研修でお話させていただいただけで、今回
出展された商品もパッケージなどのアドバイスだけをさせてもらっただけの段階だ。
今後、新しい製品を開発する段階がくればまた相談を受けることになるだろう。
 会場には作業所でよく見られるさおり織の製品や、クッキー、ケーキ類、陶器、布製品、ガラス製品など様々な製品
が出展されていたが、若いスタッフが増えているからか、製品やパッケージのセンスがいいものが多くなっている気がした。
陶器の製品で、乗り物好きな施設利用者さんがこつこつ作られた電車と建物、線路などのジオラマ風の置物も楽しい製品だった。
 一般の小売店でも販売されるようなクオリティーをもちながらも、利用者さんの手がきちんとかかっていて自立支援に
結びついているという「両立」が理想であろうが、これがもっとも難しいところでもあるように思う。でも、そこをはずしてしまって
見栄えのいい製品を追求していくなら、本末転倒ということになる。我々、関わるデザイナーもきちんとおさえておかなければ
ならないところだと思う。

2010年1月17日(日)
パソコンの引越し

 ートパソコンを買った。今のデスクトップがだめになったわけではないけど
妻がワードやエクセルの練習をしたいということでノートのほうが便利かなという
ことになったのだ。デスクトップのほうがWindows XPで今度のがWindows7となり
たぶん使いやすくなるんだろうなと思う。CPUの性能やメモリ量も格段にアップ
したし。
 ただ、「コンピュータの引越し」がめんどくさい。これまで使い慣れたアプリケーション
のソフトがWindows7でも動作するかどうかも問題だし、ファイルの移動とかも面倒だ。
しばらくは2台を使いわけながら徐々に引越ししていこうかなと思う。しばらくというのが
数ヶ月なのか1年なのかわからないけど・・・。
 
 今日は、おもちゃ作家グループエトセトラの新年会。あるプロジェクトを協同で
推進していくことになった大学の先生方もご一緒してにぎやかな新年会となった。
 そして今日は阪神大震災15年目の日。大学4年の長男に「覚えてるか?」と聞いたら
「揺れは覚えてない(京都は震度5くらいだった。)けど、ニュースとかで大変なことに
なってるというのを見聞きしたのは覚えてる」とのこと。神戸方面の親戚に何度電話をか
けてもつながらなかったので「これは相当大変なことになっているな・・」と戦慄したのを
思い出す。あの日のこと、そして被災地のことを自分なりに忘れずに胸に刻んでおきたい。

2010年1月11日(月)
サイクロン式集塵機

 
作の「サイクロン集塵機」が完成した。年末に100円ショップなどで材料を買い揃え
1月に入って時間のある時にいっきに作りあげた。これがあると、大きな木屑を吸っても全て
サイクロンの作用で白いほうの容器に入り、銀色の掃除機本体にはわずか1%くらいの
細かい塵がいくだけである。だから吸引力が落ちないし、ゴミを捨てるのも簡単だ。もともと
インターネット上の木工用具販売のサイトでこういう製品をみかけて、『これは
いいなあ・・。買おうかな、いや待てよ、構造が単純だから自分で作れるかも・・』と思ったの
がきっかけだ。(後でネットで調べるとこういうものを自作しているアマチュアの方が自分のHP
で紹介しているサイトがいくつもあった。誰しも考えることは同じなのかな。アマチュアの方のサイトで
面白いなあと思ったのは、こうした自作機器を作る工程とか、計算などをこと細かに紹介している人が
多いということ。作ること自体が目的になっているような感じで『趣味の世界なんだなあ・・』とほのぼのした
感じを受けた。こちとらはおもちゃを製造することが目的なので、とにかくコストがかからずにうまく作動して
くれさえしたらそれでよい。凝りたいなあ・・とか見栄えももっと良くしたいなという欲が頭をもたげそうにもなるけど
そんな閑はない・・。)
 100円ショップで円錐型のクズ入れを見つけ、白い容器や吸い込み用のホースはもう1台
あった古いほうの掃除機をばらして利用した。ちょうどキャスターもついていたのでとても
うってつけだった。
 できあがって試運転する時、『うまく分離するのかな』と不安だったが、木屑を吸って掃除機
本体の中を開けてみると、目にみえないくらいの微量の粉しか入っておらず
木屑は全て白い容器に分離されてたまっていたのでちょっぴり感動した。
 
 
 

2010年1月7日(木)
年賀状

 年初の納品にでかける。いわゆる「初荷」ってやつかな。
ついでに、年賀状を入れるファイルなどを買う。

 毎年、私が中学校の美術の教師をしていた頃や、専門学校の
講師をしていた頃などの教え子からも年賀状をいただく。その中に、
いつも年賀状に二人の娘さんの写真を載せてくれている方がいる。
上の娘さんは中学校1年だと書かれていた。まさに、この娘さんの年頃に
私は担任としてこのお母さんと出会っていたのだなあ・・・と思うととても感慨
深いものがあった。なんか「人生1周回ってきたなあ・・」というような
感じだ。それにしても、まだ新米の担任だった私に、よく20年以上
も年賀を出し続けてくれたものだ。いたらないことばかりの教師だったはずだが・・・・。
教師を続けている方はもちろんこういう「1周回り」はたくさんあってありふれたことなん
だろうけど。
 年に一回、年賀状でいろいろとこういう懐かしい思いをして、自分の年齢を自覚せざるを
得なくなる。ただ、普段はいつも新しいことを考えているので年齢なんて糞食らえだと思っている。
創作やデザインなどを生業とする者はそうあるべきだと思うし、実際、年相応の収まった気分には
決してなれないなあ・・。
新年の抱負は「年なんて関係ない」
に決まり!

 

2010年1月3日(日)
あけましておめでとうございます。

 末は、大掃除や破れた網戸の張替え、年賀状書きなど「ベタ」な
過ごし方だった。ただ、ベタでも、変わらぬ年末年始を迎えられることは幸せなこと
だなあとつくづく思った。
 新年は、1日夜から妻の大阪の実家に家族で移動。2泊のんびり過ごさせて
もらう。大阪の南部、富田林市というところにあるのだが、大阪とはいうもののかなり
の郊外なのでまわりは自然も豊かでのんびりしている。近所の石川の河川敷を
散歩したり、息子達とバッティングセンターに行ったり。

石川の河原から「二上山」を望む

 昨年は仕事上は忙しくて充実していたが、悲しいこともいろいろあったりして考えさせられる
1年だったように思う。今年につながる新しい出会いもいっぱいあったので、どんな1年に
なるだろうかと少しワクワクしている。

2009年12月28日(月)
山歩き

 週ぶりかで、日曜日に歩きに行く。近場の上醍醐の
山に登った。薄暗い林道をハアハア言いながら歩いて
登るのだが、夏よりは楽に感じる。40分ほど歩いて、平坦な尾根道
に出る。周りが開けて日光がさしこみ、暖かくなる。腰をおろして
休憩するととても気持ちがいい。

 先々週は繁華街で買い物だったので、同じ歩くのでもその時は
なんかぐったり疲れたが、自然の中を歩くと、肉体的には疲れるが
とてもリラックスできる。
 青い葉のついた松の小さな枝が落ちていたので拾う。これに
家にある南天の実を結びつけたらきれいな正月飾りが作れるなと
思ったのだ。山歩きはこういう楽しみもある。


Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。