四国から帰り、案の定、次の準備が押している・・・。なんとかがんばって
8月5日の大阪府高槻市にある富田青少年交流センターでのおもちゃ教室
にのぞむ。
富田での教室のテーマは「リフティングケン玉」。サッカー選手型のケン玉だ。
これが、今年のW杯の日本代表の活躍により、申し込みが殺到し、予定人数を
増やしたが、それでもその倍くらいの申し込みがあったのでついに抽選を行ったそうだ。
でも、もともとW杯人気を「あてこんで」このテーマ設定をしたのではなかった。
ただ、『今年はW杯の年だし、まあぴったりかな』くらいの軽い気持ちで設定したに
すぎなかったのだ。
それもそのはずで、テーマを富田のセンタースタッフに提案したのが5月。
日本代表がW杯本戦前の親善試合や練習試合などで負け続け、人気も下がっていた時期だった。
スタッフのSさんとメールで、「日本代表がW杯本戦で1勝もできないとかいう事態
になってあまり盛り上がらなかったら、おもちゃ教室にも影響あるかもしれませんね」
などと不安を語り合っていたくらいだった。
それが6月以降、日本代表のあの大活躍。
はからずも、このおもちゃ教室のテーマがとてもタイムリーなものになってしまったのだった。
見本のケン玉は、日本代表のユニフォームで、番号は18番にしておいた。参加した子どもたちから
「本田や!」という声があがる。様々な色のフェルトを用意し、自分の好きなユニフォームを貼り付けられる
ようにしたので、皆楽しんでいた。やはり日本代表のジャパンブルーが一番人気だった。だが、サッカーを
やっているような子たちは、そういう「ベタ」好みではなく、プレミアリーグ(イングランド)とかスペインリーグの
人気チームの選手を作っていた。
「どんなユニフォームにしようか」
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