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2010年12月13日(月)
クリスマスの買い物

 リスマスの買い物に出た。昨日の日曜日のこと。午前中仕事をして
午後から出かける。地下鉄の三条京阪駅で降りて、鴨川の河原を少し
北へ歩く。荒神口というところにあるキリスト教系書店でカードなどを買い、
河原町通りを南下。
 見覚えのある店の前に出た。去年の今頃陶器を買ったトルコ絨毯の
店だ。他の小物があったので妻が見て行こうと言いだし、店の中へ。
トルコ人の店員さんがにっこりと笑って「去年も来られましたね」と上手な
日本語で話しかけてきた。覚えてくれていたのだ。高級な絨毯ではなく
安い陶器を2〜3個買っただけなのに・・。今年は、ガラスの小さな器の
表面に色ガラスやビーズでモザイク調に装飾したものに心ひかれた。
興味を示すと店員さんは中にろうそくを入れて見せてくれた。器の表面
のモザイクガラスやビーズを通した光がきれいだった。色違いの2個
を購入。帰り際、店員さんは「また来年お待ちしています」と言うのだった。
 その後、寺町通りにある雑貨屋さん(ここも去年来て、ジュートで作られた
羊を買った。)に行き、こんどはジュートの天使などを購入。妻は同僚などに
送るクリスマスプレゼント選びのおおかたの目的は果たせたようだった。
 私はほとんどおつきあいで買い物の同行しただけなのだが、河原町の繁華街
ではなく、中心から少し離れた落ち着いた通りを、雑貨などを物色して歩くのは
なかなか楽しい。こういう京都の通りはどこかヨーロッパ的だ。こじゃれた店がさりげなく
点在している。思わぬ面白い木のモノを見つけることもたまにあるし。
 京都駅前に大きなショッピングモールや家電量販店ができたりして「発展」しているが
結局中に入っている店は「ユニクロ」だったり「ライトオン」だったり「ABCマート」だったり・・・
日本全国どこへいってもある店にすぎない。便利は便利だし買わないこともないんだけど
だたそれだけって気がする。
 気の利いたモノを買おうと思ったらやはりこうして街歩きして、ふと見つけたお店で発見
するに限る。


閑散としている日曜日の寺町通り 
 

2010年12月5日(日)
晩秋から初冬へ

 いお天気になった今日の日曜日。近くを歩く。六地蔵→桃山御陵→桃山城→六地蔵という
いつものコース。紅葉もだいぶ散り、景色は黄土色や茶色に変化しつつあった。
そんな中で撮った写真を2枚。


陽だまりのねこじゃらし


影が長くなってきた。写りこんでいる自分の影。

2010年12月2日(木)
グラデーションツリー

 
 
リスマスツリーである。先日の日曜日に、大阪のなんばパークスにある
産経学園で教室をやらせていただいた時の題材。
 長さが少しずつ違う角材を軸棒に通していく構造になっているので、らせん
状に回したり、写真のように十文字にした2本をらせん状に回していくパターン
もできる。また、角材を入れ替えて、上から徐々に長くなり、真ん中で一番長く
そこから下にいくほど徐徐に短くなるパターンにも差し替えられる。
要するに、ツリー自体でグラデーション積み木のような遊びが出来、飾り方に
変化をつけることができる。

 また、今回はオーナメントを、丸、半円、4分の一円、四角などの基本形の木片
をくっつけるだけで簡単にできるものを用意。自分の発想も入れて、楽しく作って
いただいた。

 いよいよ12月になった。クリスマス向けの受注と、年末に展示会の搬入があるので
その準備などで忙しい。

 今年は阪神があの失速で、Jリーグでは京都サンガがついにJ2落ち決定・・・。スポーツ
ニュースを見るテンションも下がり気味。
 先日、NHKの「龍馬伝」が最終回。大河ドラマをこうしてかかさず見たのは何十年ぶりだろう?
前に毎週見ていたことのある大河ドラマは?と聞かれてももう題名を思いだすことができないく
らい昔だ。今回の「龍馬伝」は、坂本龍馬への興味、幕末という時代への興味ももちろんあるのだが、
もうひとつには映像が好きだったということがある。フィルターやスモークなどで表現されているのか、
白いもやがかかったような奥行きのある画面が新鮮だった。これまでのあまりにきれいな映像の大
河ドラマだと出ている役者によっては「かくし芸大会」を見ているような感じになってしまって興ざめだ
った。そういうこともあって見なくなってしまったのかもしれない・・・。同じ幕末ものでも前にやっていた
「新撰組!」なんか全く見る気がしなかったもんなあ・・。

2010年11月26日(金)
りゅうたんおもちゃ箱

 日この日記で少し書いたのだが、作家仲間のグループ「エトセトラ」
で、龍谷大学短期大学部の玩具プロジェクトに関わらせてもらっている。
 来年度より、この短期大学部に「こども教育科」という学科が新設される
のに伴い、記念のグッズが関係各所、各人に配られた。その記念グッズの
デザイン・制作を、我々エトセトラの5人の作家が担当させていただいた。


 写真のように、5種(5人それぞれのおもちゃ)のおもちゃが木箱に入っており
「りゅうたんおもちゃ箱」というネーミングとなった。(木箱ももちろん我々が制作)
 
 記念品というと、ストラップだの、大学名の書いたボールペンだのというベタ
な線に落ち着きがちだ。しかし、こうしておもちゃ作家の創作玩具を採用された
ということはある意味「英断」だと思う。保育士や幼稚園教諭を育成する学科
新設の記念品が創作玩具であるということは、「こどもにとって必要なもの
とは何か」ということについて先生方が出したひとつの答えのように思えるからだ。

 ちなみに、龍谷大学のホームページの短期大学部のページにこの「りゅうたん
おもちゃ箱」が紹介されている。URLは下記。

http://www.human.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=1746

2010年11月19日(金)
紅葉

 
福寺の境内の紅葉である。11月14日の日曜日、ここは京都の紅葉の名所の
ひとつなので人でいっぱいだった。ただ、東福寺は横を通っただけで、その近くの住
宅地を抜けると、せせらぎのある山道があり、そのまま稲荷山に登っていける。
しばらく山道を行くと、伏見稲荷の鳥居の階段道に入ってゆく。
 稲荷山はまだ紅葉もいまひとつで、これからという感じだった。下りは伏見稲荷の
神社のほうに降りていくことにする。途中すれ違う人の30〜40%は外人観光客だ
った。後で調べてみると、日本の中で外国人観光客に人気のあるスポットの8位に
伏見稲荷が入っていた。築地市場とかディズニーランドとかに続いてこういう所が人
気なのだそうだ。確かにあの鳥居の並んだ風景は外国人にとって「異空間」のような
感じなんだろう。写真を撮りまくっている人がたくさんいた。その中の一人の白人男性が
ちょうど私の方角にカメラを向けていたのでサッとよけてあげると、「悪いね」と流暢な日
本語。『なんや日本語うますぎるやん!』と拍子抜け。日本に長く住んでいる人だったの
かも・・・。

2010年11月14日(日)
秋深し

 でのおもちゃ教室は、10月はじめの丹波のアート・クラフトフェスティバル
以来1カ月ぶりだ。11月13日の土曜日、ご依頼があり、高槻市の南大冠東地区
での地域文化祭でおこなった。横では餅つきをやっていて、子どもたちがきなこ餅
をもらうのに並んでいる。食べ終わった子はようやく工作に目線が移り、作りに来て
くれる。
 今回は、ゆらゆらロボットの弟版とでもいうべき、「ころころロボット」という簡単な
おもちゃを用意。たくさんの子どもたち、親子、お孫さんに作る高齢者の方々など
が参加してくださった。
 10月の丹波では、晴れたら暑いくらいだったが、今回は薄曇りの中、かなり肌
寒く、秋も深まったなあと感じた。


Mtoys日記

毎日は書けないけど、、ひごろ考えていることを垣間見てもらえたらいいかな
と思います。