クリスマスの買い物に出た。昨日の日曜日のこと。午前中仕事をして
午後から出かける。地下鉄の三条京阪駅で降りて、鴨川の河原を少し
北へ歩く。荒神口というところにあるキリスト教系書店でカードなどを買い、
河原町通りを南下。
見覚えのある店の前に出た。去年の今頃陶器を買ったトルコ絨毯の
店だ。他の小物があったので妻が見て行こうと言いだし、店の中へ。
トルコ人の店員さんがにっこりと笑って「去年も来られましたね」と上手な
日本語で話しかけてきた。覚えてくれていたのだ。高級な絨毯ではなく
安い陶器を2〜3個買っただけなのに・・。今年は、ガラスの小さな器の
表面に色ガラスやビーズでモザイク調に装飾したものに心ひかれた。
興味を示すと店員さんは中にろうそくを入れて見せてくれた。器の表面
のモザイクガラスやビーズを通した光がきれいだった。色違いの2個
を購入。帰り際、店員さんは「また来年お待ちしています」と言うのだった。
その後、寺町通りにある雑貨屋さん(ここも去年来て、ジュートで作られた
羊を買った。)に行き、こんどはジュートの天使などを購入。妻は同僚などに
送るクリスマスプレゼント選びのおおかたの目的は果たせたようだった。
私はほとんどおつきあいで買い物の同行しただけなのだが、河原町の繁華街
ではなく、中心から少し離れた落ち着いた通りを、雑貨などを物色して歩くのは
なかなか楽しい。こういう京都の通りはどこかヨーロッパ的だ。こじゃれた店がさりげなく
点在している。思わぬ面白い木のモノを見つけることもたまにあるし。
京都駅前に大きなショッピングモールや家電量販店ができたりして「発展」しているが
結局中に入っている店は「ユニクロ」だったり「ライトオン」だったり「ABCマート」だったり・・・
日本全国どこへいってもある店にすぎない。便利は便利だし買わないこともないんだけど
だたそれだけって気がする。
気の利いたモノを買おうと思ったらやはりこうして街歩きして、ふと見つけたお店で発見
するに限る。
閑散としている日曜日の寺町通り
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