夏のおもちゃ教室に向けて、毎年この時期くらいから忙しくなって
くる。今年は7月から10月まで富山県こどもみらい館という大型児童館
での個展も控えているのでよけいに忙しくなってしまった。
例年、こんな時に限って壊れてくれるのがテーブルソーだ。
うちの工房は狭いのでどうしても小さなテーブルソーしか置けない。本当なら
定盤がしっかりとして精度の出る昇降盤がほしいところなのだが、スペースも
なければ先立つものもなかったのでいつも安いDIY用のテーブルソーで調整
に苦労しながらやっていた。しかしながら安物のテーブルソーはモーターの
持ちが悪く、プロユースでハードに使うと1〜2年でだめになる。そこで、先月、
夏に向けて大事な時期に壊れないように、新しいテーブルソーを買ったのだ。
少しだけ高いが一流メーカーのマキタの2703というタイプにしてみた。
これがなかなかいい。各部がしっかりしているので剛性が高く、切断しても
芯ブレがない。そのせいか今までのものに比べると精度も出るし騒音も少しましだ。
また、丸ノコをダイキャストで囲んで切りくずを集塵穴に導くようにしてあるので、
集塵機からホースをつなぐと効率よく集塵できる。そんなわけで、今年は少し頼もしいのだ。
いい機械を持っている方からしたら「そんな程度で感心してるの」と言われそうだが・・・・。
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