松山滞在最後の日(8月6日)は、松山市内のさくら小学校の児童クラブでの
おもちゃ教室。80名くらいのこどもたちが「フリースロー人形」(小さな発泡スチロール
の玉を投げる人形)作りをした。先生やボランティアスタッフもいたのでこの大人数
でもなんとか皆人形完成。
児童クラブとは学童保育の呼称だそう。
もちろん作るだけではなくて、玉を入れたりねらったりできるいろんな仕掛けを私
が用意していたので遊びの時間に突入。紙皿やダンボールを利用して、高さの違う
ゴールや、穴あき板に玉を通したり、ダンボールに両面テープを貼ってスチロール玉
がくっつく的を作ったり。
これらがこどもたちに見事に「はまり」、皆どんどん遊んでくれた。ボールを飛ばすと
いう単純なおもちゃではあるけれど、飛ばし方ひとつでねらいがはずれたりうまく入ったり
するのでそこがまた面白いのだと思う。わいわいにぎやかではあるが、決してただ騒いで
いるだけの「喧騒」ではなくて、集中して遊んでいる子どもの歓声に包まれた心地よい
時間だった。
午後は私の定番おもちゃで皆に遊んでもらった。2時すぎになり、そろそろ私は帰りの
高速バスの時間が近づいてきたのでお先に失礼することに。
帰りのバスの車窓から松山の街を眺める。『今年の夏も半分終わったなあ・・』という
疲れとも充実感ともいえるような気分で、,路面電車が走る落ち着いた雰囲気のこの
街を後にした。
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