Mtoys日記       
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2015年8月11日(火)
高槻市の富田青少年交流センターで

 月に入った。8月第一弾(8月6日)の教室は、
大阪・高槻市の「富田青少年交流センター」。今回の題材は
「コリントビンゴゲーム」だったのだが、32人定員なのに
3倍以上の申し込みがあり、やむなく抽選となった。抽選に
落ちた子たちはかわいそうなので、またコリントビンゴゲーム
を別の機会にやれたらいいなと思っている。


指ではじいてころがします。

 いつも釘打ちに低学年の子たちは苦労するのだが、今
回も同様。ただ、今回、難しいなという子には、洗濯バサ
ミを使って、釘をはさんで立てた状態で打ってもらったの
で、ちょっとうまくいった。みるからに小さくて『だいぶお手
伝いせんとあかんかなあ』というふうに見える子が意外と
頑張り屋さんで時間をかけても自分でやりとげたり、「やっ
たことある!」と言ってた子が全然打てなかったり。「みか
け」で判断したらいけないな・・と反省。

 できあがったコリントゲームで皆なかなか帰らずに遊ん
でいた。


 

2015年7月28日(火)
梅田でおもちゃ教室

 曜日に引き続いて、日曜日(26日)もおもちゃ教室で出張。
大阪・梅田にあるNHK文化センター梅田教室へ。新しくできた梅田
阪急の「オフィスタワー」という高層ビルの17階にある。梅田
も久しぶり。阪急百貨店が新しくなって、この辺だけがすっぽりと
変わっている。周りの三番街とかホワイティーとかプチシャンとか
の地下街はそのまんま(大阪の人しかわからないだろうけど・・・)
ただ、中国人観光客が多くて、そこらじゅうに中国語が聞こえるのが
昔と違うところ。

 今回の題材は長年の定番の「メリーゴーランド」。子どもたちだけ
の参加(保護者は入室できない)なので、順を追ってすこしずつ進
めていく。
 パーツなどが全部完成し、あとはカラーリングとなった。すると、
「ゴミ箱はどこですか?」と女の子が聞きにくる。教えると、自分
の前のゴミをきれいに捨てた。次の色つけ作業の前に作業スペー
スをすっきりさせてからじっくりやろうということなんだろう。『なるほ
ど』と感心した。恥ずかしながら自分自身そういう発想がなくて、ど
んどん作って、ゴミを端に寄せて次の作業・・・という感じでワークシ
ョップを進めていた。小学生に教えられたなあ・・・。
 全員完成し、少し時間が余ったので、前の机に皆の作品を持ってきて
もらい、作品の写真撮影。「皆、夏休みの工作の宿題に出すの?」と
聞くと口ぐちに「うん」というお返事。やっぱりね。


 

2015年7月26日(日)
西宮ガーデンズでおもちゃ教室

い1日だった今日7月25日(土)は、NHK文化センター西宮
ガーデンズでおもちゃ作り教室。早目に着いたのでまずは昼食。前回と
同じく西宮北口駅の「阪急そば」で簡単に済ませる。土曜日とあって西宮
ガーデンズはお客さんがいっぱい。
 今回の題材は「観覧車」。これは私のおもちゃ教室題材定番の中でも人
気の高いもの。今回、5月下旬にNHK文化センター西宮ガーデンズ教室
の広報(新聞折り込みなど)がされたとたんに満席となった。
 教室が始まると、小学生1年〜3年までの子たちなので、説明しては全
体で作り、次の説明をしてまた作るという「段階方式」で行う。この「観
覧車」は少し難しいところもあるので、始めに手順を説明して「はいでは
どうぞ」というわけにはいかないのだ。そうして細かく段階にわけてもど
うしても間違える子も出てくる。「これ反対につけてしもた・・」と泣き
そうになって言いに来る子も。
「大丈夫。こうしてはずしたら、ほらもう一回はめたらいいだけやで」と
不安を大きくしないように修正してあげるのが大事。でも、失敗もまたひ
とつの経験になるので、あまり先回りして『失敗させないように』指導し
すぎるのもちょっと違うかなと思う。

 でも、1時間半ほどかかって皆完成した。フェルトとマスキングテープ
でカラーリングしてもらい、とても楽しい観覧車が完成した。


 
 3時半には教室が終了し、そのまま帰る。夏の炎天下、こうして出張
教室を終えて、車からぼーっと景色をみながら運転している時間がなん
となく好きだ。
 明日、また今度は大阪・梅田で教室があるんだけどね。

                                                  
                                                                          

2015年7月22日(水)
造形研修

こ3年くらい担当させてもらっている、保育士さん向けのおもちゃ作り
研修が7月21日に行われた。京都市伏見区の保育士さん対象の研修会で、主に
1〜5年目までくらいの若い保育士さんが中心。
 はじめに木のおもちゃについてのお話。木のおもちゃの良さについて少し話させ
ていただいた。それは、「木」だからということ以前に、遊びの要素をシンプルに
形にした木のおもちゃは、シンプルだからこそ子どもに工夫や発展が生まれるとい
ったようなこと。遊びの現場におられる保育士さんだからこそ、皆うんうんとうな
ずいてくださっていたようだ。


 今年の題材は「コリントビンゴゲーム」と「メリーゴーランド」。どちらもMtoys
のおもちゃ教室では定番のもの。皆さん作りはじめると夢中になり、完成までとても
集中して取り組んでくれた。最後の色つけやテープなどによる飾りつけはとても楽し
そうで、若い感覚のカラフルなおもちゃがたくさん出来上がった。

                                                  
                                                                         

        
2015年7月20日(月)
つくってあそぼう 木のおもちゃ・布おもちゃ

台風が去った7月19日(日)、京都・宇治の木のおもちゃと
絵本の専門店「キッズいわき・ぱふ」さんでイベント。この2月
に開催した「作ってあそぼう 木のおもちゃ・布おもちゃ」(M
toysアトリエ・松島洋一と布おもちゃTA-TAN主宰の大江委久子
さんとのコラボイベント)の第2回となる催しだ。
 天候は回復したが一気に暑くなった。お客さんの入りはどう
かなあ・・と思っていたが、午前中から満員状態。ぱふのスタッフ
にも少し指導を手伝ってもらってなんとか切り抜けた。
 前回同様、布おもちゃと木のおもちゃの両方を作る家族も何組
かいて、コラボイベントの意義もあったと思う。
 夏休みに入ってすぐのイベントだったが、「工作の宿題」めあて
のお客さんもいたらしく、夏休み突入二日目に早々と「ひとつ解決」
というわけだ。


             参加者の女の子の作品・サッカーけん玉の「なでしこバージョン」


 夏の出張工作教室も始まったばかり。これからどんどん続く。
教室用の材料キットの準備と、お店に普段から納めている定番
商品の受注ぶんの制作とが重なって、この時期は本当にしんどい。

 そんな中で、Face bookをやめることにした。(正確には更新を
やめただけだけど)facebookは「友達」という形で読んだり読まれた
りする相手が増えていく。(申請された時にOKするかどうかは
自分しだい)友達になった以上、その人のページを時々覗いて「いいね」
とかクリックするのがある種の「おつきあい」の礼儀となっている。
何百人とかの「友達」を持っている人もたくさんいて、そういう人は
どのようにして各ページを見に行く時間を作っているのか謎である。
遠く離れた人とコミュニケーションをとったり、情報交換するには便利
なSNSではある。(実際、興味深い情報をアップしている方はたくさん
いる)
 ただ、どんな人も「誰にでも興味がある普遍的内容」をアップできる
わけはなく、ある種の「ひとりよがり」の内容になることは避けられない。
それはそれでいいのだろう。お互い様なんだから。
 そうは割り切っていても、読む側に立った時、自分にとって「よけいな」
情報があまりにたくさん頭に入ってくるのはしんどい。
 やめてみて、やはりすっきりした。情報はこちらが求める時だけ入って
くればいい。