先日でかけた京都の一乗寺方面へ、今日偶然また行くことにな
った。今回は叡山電鉄・一乗寺駅近くの、書籍と雑貨の「恵文社」さん
へ。
ここの「コテージ」というギャラリースペースに「えひめのある
くらし」という展示会を見に行ったのだ。題名の通り愛媛県の木・
陶・布・食に関する高感度のモノたちが並ぶ。
一乗寺駅を降りて5分ほど歩くと、洒落た外観の恵文社が見えて
くる。中に入って本屋スペースの奥、中庭をはさんで「コテージ」
がある。
入るとすぐ出展者の一人、株式会社・大五木材の高橋社長の顔が
見え、久しぶりの再会に固い握手。大五木材さんは、ご主人(社長)
が材木屋、奥様は木のおもちゃのお店を営んでおられる。私は素材
面では社長に、おもちゃの販売やおもちゃ教室の企画では奥様にと、
ご夫婦共に長年お世話になってきた。
展示されているのは、高橋社長がオリジナル商品として開発した
「森のかけら」や「誕生木プレート」「家紋マグネット」などが並ん
でいた。端材をいかに活用するか・・ということから生まれた一連の
商品群だ。だが、デザインも良く、商品としての説得力もついてきて
単なる「端材利用商品」という域を超えてきている。
熱心に説明する高橋社長 その他のえひめグッズたち
木製品の他には、砥部焼、今治タオル、柑橘系の特産果物などを使
った食品やコスメ、服飾などなど、おしゃれでイイモノがたくさんあ
った。私はジャムと青海苔を購入。
ちょうど見に来られていた中に、高橋社長がグッズのロゴ入れなど
を依頼されているハンコメーカーの常務の方がおられ、高橋社長をは
さんで話がはずんだ。いろいろと私の仕事とのコラボの可能性や、加
工面での相談事などが出来、新しい出会いが生まれた。
場所になったこの恵文社さんもまた落ち着いた雰囲気で、子どもの本、
美術書なども充実しており、文化の香り高い書店。雑貨類もまたミュー
ジアムショップのような渋い品揃えで、いろいろとほしいものがあった
がここはまたの機会にしてがまんがまん。
とても暖かくいいお天気の中、帰りは出町柳駅から京阪三条まで歩い
た。どこもけっこう人がいっぱいで、やはり観光シーズンの京都だなあ
という感じ。
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