残暑が厳しい。少し日陰で風が爽やかになったよう
な気はするのだが・・。そんな8月21日の日曜日、
「全国組木フェスティバル」を見に行った。この催しは、
「組木創作の会」の主催によるもの。ご存知のように、
組木とは、木のおもちゃのひとつのジャンルとして、糸鋸
で切り抜いたフォルムを生かして、隣り合う形がそれぞれ
なにかになっているような組合わせ玩具。日本における
組木玩具の第一人者・小黒三郎氏を中心に、この「組木
創作の会」はたくさんの組木作りの愛好家が20年前に
結成。毎年各地でこのフェスティバルが開かれてきた。
今年は京都での開催で、京都市の北のほうにある同志社
中学校・高校の中のスペースを使用して行われた。
京都市営地下鉄「国際会館前」で降りて5分ほど歩くと
同志社中学校の広いグランドが見え、会場の「宿志館」に
着いた。会場で小黒さんに会い、倉敷以来の再会のご挨拶。
続いて、名古屋の三輪さんや、福島の古川さん、岡山の
甲本さん、同じく岡山の糸日谷さん、兵庫の中村さん,滋賀
の鎌田さんなどおもちゃ関係の知り合いがたくさん。京都
の木のおもちゃ作家の中山カズトさんの顔が見えたので「え
っなんで?(組木はやらない人なのに)」と聞くと、同志社
でもお仕事をされているそうで、今日はイベントのお手伝い
だそうだ。
会場はなかなかの盛況 糸鋸で組木作り体験ができるのが楽しい
会員のさまざまな組木作品や、同志社中学校の生徒さんに
特別授業で組木制作をしてもらった時の作品などが展示
されていて、夫婦二人でじっくりと見せていただいた。
私自身は組木は作らない。したがって「組木創作の会」の
会員でもない。(知り合いはなぜか多いけど)基本的に平面
をどう分割するかだけになる組木は、立体的に全方向で遊ぶ
私のおもちゃラインとは少し好みが違ってくるのかもしれな
い。
でも、他の人の作品を見るのは好き。小黒さんの影響を受
けすぎていない人の作品のほうが新鮮な気がした。小黒作品
に影響されすぎている作品は、結局小黒組木を越えられない
ような気がするのだが・・・。(すみません。生意気を言い
ました。)
お昼を食べずに会場に入ったので、2時頃に失礼すること
にした。帰り、北大路駅で降りて昼食。ついでにビブレで少
し買い物。3時半くらいには帰路に着いて、本日はウォーキ
ングはお休み。
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