Mtoys日記       
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2021年9月6日(月)
琵琶湖畔へ

 少し秋らしくなってきた。先日の日曜日、いつ
もの友人たちと6人で会食。今回は滋賀県の堅田
にある琵琶湖畔のレストランを予約して。
 食事の前に堅田にある浮御堂、堅田港などを散
策した。このへんは古い町並みが残っていて、立
派な町家が並んでいる。そしてその町家と町家の
間の細い路地を抜けると琵琶湖畔に出るというと
ても風情あるロケーションだ。広い湖畔を歩いて、
とても気持ちがよかった。絵を描くための写真も
色々撮れた。一日一組限定の琵琶湖が見えるレス
トランでの会食後、車で対岸の「佐川美術館」へ。
 滋賀出身の切り絵作家今森光彦氏の作品展がや
っていた。駐車場がいっぱいで少し待ったがなん
とか入場できた。けっこうどこへ行ってもまあま
あの人出だった。


堅田にある「浮御堂」                堅田の町並み




2021年8月26日(木)
お盆

 盆の少し前に長男一家が帰省。1日は
孫たちと車でキャンプ場に行って川遊びな
どをしたが、それ以外はほとんど家で過ご
した。天気も悪かったしね。
ガレージにビニールプールを出して遊ばせ
たり、仕事場で木の端材で工作をさせたり・・。
工作といってもまだ孫(上の子)も4歳なので
小さな木片を木工ボンドでくっつけて好きな
ものを作らせるくらいのことだ。それでもとても
喜んでやってくれたので今後が楽しみだ。

 水彩画にますますのめりこんでいる。風景画
ばかりなので外で写生もしたいところだがそう
いう時間がない。日曜日は写生でじっとしてい
るのではなく、やはり山道などを登って体に負荷
をかけたいと思うので・・。
 そこででかけたときに撮った写真をもとに描く
ということになる。ただそれでも充分に楽しい。
おもちゃ作りは定番商品の量産をするわけなので
どうしてもルーティンワークとなり、楽しいなんて
言ってられない。まあ仕事ってそういうもんだろう
けど・・。その点、絵を描いている時は自分の感性
を自由に表現している時間なので癒されるのだ。
満足いく作品が描けたことはないが、1枚描くごとに
次の技術的課題が見えてくるので終わりがない。
週に1〜2枚は描いているだろうか。だいぶたまって
きた。10月の二人展に出す作品もなんとか揃い
そうだ。

静岡の焼津港で撮った写真をもとに

2021年8月6日(金)
コロナ禍でおもちゃ教室

 年の夏は少し出張おもちゃ作り教室が
復活してきた。8月1日は西宮ガーデンズに
あるNHK文化センターで教室。西宮ガーデ
ンズもコロナ禍にも関わらずたくさんの人出
だった。こういう光景をTVのニュースは「緩み」
とかいってゆゆしきことのように報道する。
ただ、コロナが流行し始めて1年半もたち、ど
のようなシチェーションが伝染しやすいかは
ある程度皆わかってきているのではないか。
自分なりの判断でショッピングくらいは大丈夫
と考えてのことだろう。事実、それで感染が
広がったということもなさそうだし。(ただ、もし
PCR検査をすればどんどん陽性者が出てくる
かもしれない。でもウイルスのかけらや死骸
でも陽性とでるPCR検査で陽性と出たところで
それは感染ではないし、まして発症でもない。
マスコミは故意にこれを混同して「ゆゆしきこと」
のように煽っているが)

 8月4日は、大阪の高槻市にある富田青少年
交流センターへ。市内の小学生対象のおもちゃ
作り教室だ。午前の部と午後の部の2回行う。
例年なら各部25名定員だが、今年は密をさけ
て15名定員。たくさん申し込んでくれたらしいが
選にもれた子がいっぱい出たことになり、可哀
そうだ。仕方ないことだとはいえ・・・。

過剰ともいえる「対策」の一番の犠牲になって
いるのはこどもたちだ。それもこれも、欧米に比
べて重症者も死者も圧倒的に少ないという事実
(コロナ感染者は日本の人口の1%以下だ。99%以上
の人はかかっていない。しかもその1%の中の0.数%
が重症者で、その8割以上は回復退院しているのだ。
死者は0.数%の中の更に0.数%である。その内訳は
どんな風邪でも拗らせたら命に係わるような終末期
の高齢者と既往症のある高齢者が中心だ。この詳しい
データは厚生労働省が定期的に発表している公的な
ものなのでチェックしてほしい。なにより、もともと
日本人が持つ交差免疫、BCGによる自然免疫の強化、
武漢株流行時点で日本に大量に中国人観光客が入り
すでに感染が広がっていて免疫が形成されていたこと
などなど、日本の特殊性というか新型コロナへの強さ
をもっと調べてほしい。)
を無視し、インフルエンザと科学的に比較することを
故意に無視し、なぜか欧米と同じ惨状になると「予言」
して(実際はそうならなかった)
「コロナだけを心配する」国民感情を
作ってしまったマスコミや御用専門家たちのせいだと
思えてならない。(インフルエンザは毎年1万人の死者
を出し、子どももそのうち脳症などで50人くらい亡く
なっているのだ。なのにこれまでコロナのような緊急
事態宣言を出したりしたか?TVが毎日インフル感染者
数を報道したりしたか?隔離ホテルを作ったりしたの
か?していない。Withインフルで過ごしてきたのだ。
なのにコロナだけ、インフルと同程度の被害であるの
に、いやむしろ子どもの犠牲者はゼロなのにこの大騒
ぎだ・・)
 
あげくの果てにこどもにまで治験の済んでい
ない「緊急承認」のワクチンを打たせようとする・・。
こうした「コロナ翼賛体制」に待ったをかけるべき
野党やリベラルの人たちが輪をかけてコロナを怖がり、
怖がることが国民によりそうことだと思いこんでいる。
結局はワクチンという兆円単位の巨大ビジネスを推進
したいアメリカを中心としたグローバル企業の思惑に
日本の右も左もすっぽりとはまってしまっている。

一部ワイドショーのコメンテーターなどが主張する
「徹底したPCR検査で陽性者を隔離して封じ込める」
という政策は、一見重症化リスクのある人を守る良心的
な方策に見える。でも、これは「感染から社会を守る」
防疫的発想であり、全体を守るために人権を制限する
全体主義的発想だ。(中国がやっているやり方に近い)
ゼロコロナ政策は、「社会防衛」寄りの考え方なのだ。
 それより、かかってしまった人が医療を受けられ、重
症者を救うことにもっと政策の力点をおき、指定感染症
2類からはずしてどの病院でも見てもらえるようにする
ことのほうがよっぽど一人一人の命を大切にしているこ
とになるんじゃないのか?(欧米が医療崩壊しなかった
のはもともと指定感染症のこうした枠組みの制限がない
制度だったことによるのも大きい)

 ワクチンを打て打てという政策も同じだ。一見一人一人
のためのような装いをしているが、結局は「広げないために
打て」というのが政府の本音だ。つまり社会防衛のため
副反応で死者が出ても強行するという全体主義政策だ。
 
こうした意見がTVでとりあげられることは無い。
そのような識者はTVは絶対出さないのだ。ワクチン
への疑問も、口にしただけで「陰謀論だ!」「デマだ!」
と押さえつけられてしまう。まるで戦時中に「日本は
負けてるのではないの?」と口にしたら「なにを言うか!
非国民が!」と弾圧されたのと似たような空気感だ。
現にワクチン接種後の死者が990名(厚労省に報告
された数)もいるのに報道されない。中日ドラゴンズの
木下選手がワクチン接種直後、心臓に異変がおきて倒れ
重篤状態が続いていたが3日に亡くなった。TVは無視
しているし、報道されてもワクチンとの関連をあえてぼか
した表現にしている。ワクチンに疑問を呈するyoutube
などは規制を受けてどんどん消されている。
こういう社会が実は水面下で進んでいる。モノ言
えぬ統制社会が作られていっている気がする。
 せめて、コロナ禍の評価について、ワクチンの評価に
ついて意見の違う人を黙殺したり抑圧したりせず、公開
の場での議論ができる世の中であってほしい。

 
 

2021年7月17日(土)
焼津へ

 ろそろ関西も梅雨明けになりそうだ。
受注品の制作が一段落したので、前から行こ
うと思っていた静岡の焼津に向かう。
 目的地は、焼津に7月4日にオープンした
「焼津おもちゃ美術館」。ここに展示用として
納品させてもらった「飛んでキャッチ焼津版」
の修理が必要となったので、行ける機会を探って
いたのだ。

 新幹線で静岡まで行き、在来線に乗り換え
て3つ目が焼津。マグロやカツオの遠洋漁業
の基地として有名な漁港がある町だ。駅を降
りて商店街を歩くと5分くらいで新しいモダンな
建物「ターントクルこども館」に着く。コンクリ
ートづくりのビルであるが、内部はふんだんに木
が取り入れられており、心地よい空間となってい
る。ここの1階はこどものための図書館であり、
4000冊もの絵本やこどもの図書が揃っている。
そして2階、3階が「焼津おもちゃ美術館」である。
 いわゆる木育を中心に据えているので、木の
遊具、木のおもちゃにたっぷりと触れられる施設だ。
 その中に玩具作家や家具作家に依頼した特注のお
もちゃやインテリア、備品が数多くあり、焼津らし
さをモチーフにした様々な作品が、見て、遊べる。
このひとつとして私の「飛んでキャッチ焼津版」が
ある。

焼津おもちゃ美術館       「飛んでキャッチ焼津版」

 飛んでキャッチの人形を魚にして大型化したも
のだが、まっすぐ上に飛ばす機構、うまくくっつ
くような仕掛けなどなかなか苦労した。来館者は
少々難しいこのおもちゃにチャレンジして、くっ
つくと歓声をあげていた。なかなかくっつかない
子にはついついアドバイスしてしまう私だった。
そしてうまく魚が上の重りにくっついたときの笑
顔が見れた時が私にとっての喜びの時間なのだ。
 副館長の橘高さんに館内を案内していただき、
備品や特注おもちゃのクオリティーの高さに感心
した。ぜいたくな木の使い方をしたしっかりした
作りのものが多い。
ただ、「木育」だけではなく、地域の子育て支援
施設としての役割も大きいと思われるので、コロ
ナ過を乗り越えて発展していってほしいものだ。

 修理の作業を終え、少し時間があったので漁港
のほうにぶらぶらと歩いて行く。カメラで港のシ
ーンをいろいろと撮りためた。水彩画の題材とす
るためだ。

水彩画も最近拍車がかかっていて、モチーフにす
る写真がなくなりつつあったのだ。ちなみに、友人
とやる予定の絵画の二人展は10月に延びた。ギャラリ
ーオーナーの都合でそうなってしまったのだが、その
ぶん作品を描く余裕はずいぶんできた。
 歩いていると港付近の洋品店に「魚河岸シャツ」の
文字。どんなのかなあと思って店に入ってみる。綿で
できたいわゆる「ダボシャツ」ふうの和柄のシャツだ
った。きれいな柄もたくさんあって、涼しそうでちょ
っとそそられたが、考えてみたらこういうデザインの
和風シャツはもっとワイルドな体形の方のほうが似
合いそうな気がする。子供用もあったので「孫に・
・」というのも頭をかすめたが親の好みにあうかど
うかもわからないので却下。結局「ありがとう。見
るだけですみませーん」と店を出た。
 美術館に戻って、カフェで「抹茶フラペチーノ」
を飲む。さすが茶どころの静岡だけあって宇治に
負けないおいしさだった。

焼津おもちゃ美術館のHP

2021年6月21日(月)
パノラマ岩

  雨の晴れ間の休日、いつものように山歩き。
今回は友人たちと5人で。いつも行っている東山
よりももっと近場の山へ。うちから車で5分ほどで
「炭山」という地区がある山に入れる。このあたり
は醍醐や志賀方面にもつながる山地となっており
実はうちも山に近いのだ。炭山まで車で入り、車
を置いて山道を行く。渓流を横に見ながらわずか
ずつ登りになっていく。むこうから山歩きのスタイ
ルをした高齢者の一団が。「どこから来られたんで
すか?」と聞くと醍醐方面からとのこと。70代く
らいの方々だろうか、皆元気そうだ。我々は彼らを
『元気なじいさんばあさんだなあ』と思ってみてい
るが、我々だって60代。むこうから見たら「同年代」
くらいに見られているかもしれないのだ・・。
 しばらく登っていくと「パノラマ岩」と名付けら
れた見晴らしのいいところに出る。宇治、伏見、京
都市内が一望でき、遠くに大阪の市街地までうっすら
見えた。

 いつもと違ったルートを歩いてみて、またこれから
このあたりのルートを開拓してみようと思う。

 コロナのワクチンの接種券が来た。私は当分打たな
いで様子を見るつもり。このm-RNAタイプのワクチン
は人類が初めて打つタイプのワクチンなので、将来
どういう影響があるか誰もわからない。作った製薬会
社はすでに免責されていて将来なにか薬害が出ても責
任を取らない。しかもすでに日本で打った人で直後や
何日か後に突然死している人が200名くらいいると
いうことも怖い。はっきりと因果関係はないと言い切
れず「原因不明」なのに、ワクチン接種推奨の国策の
ために強引に「因果関係はないと思われる」とアナウン
スされている感じ。 もし突然死しても因果関係を盾に
補償も受けられず「死に損」になる可能性もあるのだ。
それでも、重症化や死亡率の高い80代以上の後期高齢者
がそういうリスクと天秤にかけて打つほうを選ぶ選択も
ありだとは思う。だが、若者や子供にまで打つというのは
いかがなものなのか?ワクチンを打たないと「非国民だ」
と言わんばかりのコロナ「翼賛化」が怖い。
 だいたいワクチンの効力が半年くらいしかもたない
らしいので、今打っても、冬の第5波には間に合わない。
今「打て打て」と呼び掛けているのはオリンピック前
に政策的な成果を上げたい政府の意向にすぎない。
 ああ、国産でもう少し安全なワクチンが早くできれ
ばいいのになあ・・。それなら打つことも考えるのに・・。