Mtoys日記       
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2023年3月19日(日)
「ブルージャイアント」

 さしぶりに映画を見に行った。友人が
勧めてくれたアニメ「ブルージャイアント」だ。
雑誌ビッグコミックに連載されている同名の
漫画が原作だ。
 一流のジャズプレイヤーをめざす若者の物語。
映画ではジャズミュージシャンの上原ひろみさん
が監修した曲が流れる。音楽を聴くという意味で
も楽しめる映画だ。なによりもストーリーがみて
いる者を引き込んでくれて感動する。日本のアニ
メはどれもキャラクターの顔が一緒に見えて苦手
だったのだが、この「ブルージャイアント」はそ
ういう表面的なことは忘れて見るものを感動させ
る力のあるアニメだったと思う。
 特にジャズに詳しいわけではなかったが前衛す
ぎない「ちょうどいいくらい」のモダンジャズが
心地いいのでまたときどき聴いていこうかなと思
った。




2023年2月8日(水)
久しぶりの書き込み

 年秋くらいからずーっとこの日記を
サボっていた。旅行に行ったり、イベント
に行ったりそれなりに書くことはあったん
だけど、作品を作るのにずっと追われて
いて、それ以外のことがだんだんと面倒
になってきていたというのが本当のとこ
ろ。
 正月はいつものように長男一家が帰省
していて、孫たちと初詣に行ったり、食事
に行ったりというようなベタな過ごし方。
 いつのまにか2月になった。今年の抱負
としては、作品(商品)の発注はとぎれない
ので「いかに効率よく、正確に量産するか」
の工夫を追求したい。もう私も68歳なので
とにかく注文がある限り制作を続けていこう
と思っている。納期が遅れてお待ちいただく
のが常態化してきているので、細かい工夫
でスピードアップすることが至上命題とな
ってきている。特に新しいことをやろうとは
もうあまり思わない。ただただ「ぼかん」や
「飛んでキャッチ」などをほしいと言ってくだ
さる限り愚直にモノづくりして行こうと思うだけ
だ。ワークショップ(おもちゃ教室)も少しはや
りますけどね。
 結局、そのためには健康でいることだ。幸い
接種後死者が2000名も出ていて様々なワク
チン後遺症も何万人も出ている新型コロナワ
クチンは打っていないので、免疫力が低下せ
ずに変わらない体でいられる。コロナについて
はいろいろと怒っていることがあるがまあ、そ
れはFACEBOOKだけにしておこうかな。

今年の初詣は京都・伏見の御香宮へ。ここは鳥羽伏見の戦いの時
薩摩藩が本陣を置いたところでもある。
 

 

2022年10月24日(月)
2年目の二人展

 10月にしては暖かい21日〜23日、友人と
の絵画展の二回目をやった。去年にも来てくれた方、今
年初めて来てくれた方などなどたくさんの出会いがあっ
た。友人は遠くの親戚も来てくれたりしてその日の終了
後には自宅で大宴会だったようだ。
 展示した私の水彩画も昨年とは少しずつ変わってきて
いる。昨年は写実にこだわってかなり細かく描きこんで
いた。ただ、そうするとどうしても説明的な絵になりが
ちだった。できるだけラフなタッチで風景から感じたも
のを絵全体で水彩らしく表現するということを最近は目標
としている。
 やはり1年ごとに何回も展示会をやるのならなんらかの
進化が必要だし、自分なりの方向性が必要だなと思って
いる。もちろん趣味なんだからあまり肩に力は入ってい
ないのだが。


 23日に会期終了後、友人たち夫婦6人で打ち上げ。
伏見の酒蔵が並ぶあたりにある居酒屋で。酒造会社が
やっている居酒屋だ。湯葉刺しとか鰻巻きとかおいしい
ものを肴に楽しませてもらった。(私はノンアルだけど)
 さて次の日からは早く出荷しなければならないおもちゃ
の制作が待ち受けている。束の間の息抜きだったがとても
楽しかった3日間だった。

2022年9月3日(土)
8月後半

 月最後のワークショップは、クレヨンハウス大阪店で。
東京と大阪に絵本とおもちゃの専門店展開をするクレヨンハ
ウスさんとのおつきあいも20年くらいになる。最近5〜6
年はワークショップもちょっと途絶えていたのだが久々にや
ることになった。

会場は店舗ではなくて近くのビルの1室で。

 午前中は「ミニメリーゴーランド」、午後は「カエルさん
ジャンプ」を作っていただいた。親子での参加が中心だが、
今回は大人の方同士での参加も何組かあり、クレヨンハウス
ファンの層の厚さがうかがえた。作品とご本人と一緒に私と
で写真を撮ってくださいと言う参加者も何組もいて熱心さが
うかがえた。皆さん工作を楽しんでいただけたようだ。

 もう9月になってしまった。夏に仕事ができない時期があ
ったのでずいぶん受注品の制作がたまってしまっている。
と言ってもいくらあせっても一人で作っている以上ただ粛々
とこなしていく以外に無く、諸方面にあやまりながら作り続け
るしかないのだ。注文がとぎれないのはありがたいことではあ
るのだが、日々しんどいことはしんどい。なんとか生産性を上
げて納期を短縮できたらいいんだけどなあ・・。


2022年8月27日(土)
8月前半

 月のはじめ、高槻市の富田青少年交流センターで
おもちゃ教室。ここは高槻市の施設(児童館)だが、もう
20年くらいのおつきあいになる。職員の方がおもちゃや
絵本について造詣が深く、いい企画をいつも催されている。
午前中は低学年向きの「バスケットボールのフリー
スローゲーム」、午後は中、高学年向きの「サッカーゲー
ム」を用意。子どもだけが入室して工作する企画なのだが
午前中の1年生でどうしてもお母さんと離れがたい子がいて
特別に親子で参加してもらったりといったシーンもあった。


 
 お盆はいつものように名古屋から長男一家が帰省。4日間
ほどいてくれたのだが、ちょうど私がウイルス性の胃腸炎に
なってしまい、あまり元気のないまま孫たちとすごすという
残念な展開になってしまった。それでも、山城町森林公園
にでかけてテントサイトを借りて子どもたちは沢遊び、私は
ごろっと横になって待っているという状態だが一緒にすごす
ことができた。別の日には京都鉄道博物館にも行ったのだが、
またしても私は途中でへばってしまいベンチで座って待つだけ
という状態だった。もっと一緒に楽しみたかったのだがもどか
しい毎日だった。
 孫たちが帰った次の日ようやく身体がシャキンとしてきて、
仕事再開。ずいぶん受注品がたまってきていて、その後は仕事
三昧でまたクタクタな毎日が続くのだった。


京都鉄道博物館 以前の梅小路機関車館の頃と違って立派になった。

2022年7月30日(土)
忘れ物

 暑であるが、日曜日は天気がよければ山歩き
には行くようにしている。いつも同じコースなの
だが、ハアハアと汗をかいて山坂を登り、涼しい
森の下り道で涼むというメリハリが気持ちいい。
 だいぶ前になるが、山歩きの後、JRで京都駅ま
で行き、デパ地下で買い物。名古屋の孫たちに送
るお菓子などをいろいろと買い回った。


 そして京都駅から奈良線に乗り、宇治方面に帰る。
お菓子類を入れた袋を網棚に乗せてウトウトしてい
たらすぐに降りる駅(六地蔵駅)に着く。慌てて降
り、ホームで妻と顔を見合わせて「あっ網棚の袋!」
と気付いた。しかし無情にも電車の扉はぴしゃっと
閉まり発車してしまった。
 急いで改札口に行って駅員さんに忘れ物をしたこ
とを告げようとしたがなぜか時間帯によって無人に
なっている。ボタンをおすと忘れ物係につながる電
話番号が流れたので早速携帯でかける。
 「何分発の何に乗られました?」とか一通りのこ
とを聞かれて、車掌か乗客が忘れ物として届けてか
ら係に連絡が入るのでそれまで待てとのこと。
「奈良行きやから奈良まで行って受け取るんかな」
「もう奈良まで行ってしまおか」とか二人でいろい
ろと頭をめぐらす。もう一度係に電話してみると「お
菓子などの食料品の場合、破棄されることもあること
をご了承ください」と言われてがっくりする。
 少し放心したようにホームですわっていたが、その
うち、「都路快速やったから奈良まで着いたらそのま
ま折り返しで京都行になって同じ車両が戻ってくるん
ちゃうか?」と思いつく。駅員さんが戻っていたので
我々が降りた都路快速が何時に奈良に着くかを確認。
時計を見ると、折り返しているとしたら今京都方面に
向かっている時間。ホームで京都行の都路快速を待ち、
我々が乗っていた号車のあたりで待機する。
 果たして都路快速がホームに近づいてくる。ドキド
キしながら待つ。列車が滑り込み、停車、ドアがプシ
ューと開く。私の目の前のドアから中を除きこんだと
たんむこうから「あった!」と妻の大きな声。妻の入
ったドアの近くの網棚にそのままあったのだ。しっか
りと袋を胸に抱いて電車を見送る。我々の読みがあた
ったのだった。そして、忘れ物係に電話し「自力で見
つけました」と一応報告。係の女性は「よかったです
ねえー!お力になれず申し訳ございません」と言って
くれた。
 山で汗をかき、駅で冷や汗をかき、どっと疲れた一日
だった。見つかってよかったんだけど・・。

 

2022年7月16日(土)
東華菜館

 る日曜日、いつもの友人夫婦とうちの3組
で会食。今回は京都の四条大橋のたもとにある
中華料理の老舗「東華菜館」で。


 この東華菜館の建物は大正時代に建てられ
たビルで、京都にある歴史的建造物のひとつだ。
エレベーターも外の開閉扉と内側の格子状の
開閉部の両方が開くタイプ。古い映画にでてくる
ような味のあるエレベーター。以前に来たときは
鴨川にせり出した「川床(ゆか)」で食べたのだが
今回はあいにくの雨で室内で。料理はどれも
ひかえめな味付けでとてもおいしかった。ここの
スタッフは中国人留学生などが多く、片言の子
もいる。会計で、3家族ごとで飲み物代が違うので
計算してもらう。計算はスタッフの女の子がやって
くれたが難しそうだ。うちの妻ともう一人が一緒に
計算して「これで合ってると思いますよ」と言うと
その子は「うん」とため口で返事をしたので妻は
笑いをこらえるのに苦労していた。


東華菜館の建物。ゆかも見える。          クラシックなエレベーター