Mtoys日記       
<< | 次のページ>>前のページ | >>
2017年5月8日(月)
六甲山

 た神戸方面?と思われそうだが、5月5日は
六甲山へ。六甲山系は、登るルートが多く、古く
から整備されたハイキングコースもたくさんある。
少しずつ色んなルートを歩き、地図に印を入れて
つぶしていっている。
 今回は六甲山のケーブルとロープウェイに乗り
いきなり山上駅へ。下から登る元気は今日は無い
のでショートカットの「ズル登山」にする。山上の
展望台でお弁当をいきなり食べる。
  山上にはメインストリートがありガーデンテラス
とか六甲山ホテル、六甲牧場などが道沿いにある。GW
なので車も多い。バスも走っている。バス道をしばらく
歩き、地図をみながらハイキングルートに入る。摩耶山
方面に歩いていくルートだ。天気が良く暑いくらいの日
だったが、高原地帯(標高約700m)なので爽やかだ。
山桜が所々にまだ咲いている。

 
六甲山上駅の展望台より神戸の街を望む

 「アゴニー坂」というあたりにさしかかり、急坂が続く。
ハアハアと息を荒げて、やっと摩耶山の山上に到着。
昨年も休憩した「掬星台(きくせいだい)」という展望
スポットに着く。ここのカフェでコーヒーとケーキでおや
つタイム。ここのカフェ「702」は、カレーが美味しいと
有名で、テラスでバーベキューもできる。
 ゆっくりしてから下山のロープウェイに乗ろうと乗り場
を見ると長蛇の列!まもなくアナウンスがあり「ロープ
ウェイは一回25名様で定員ですので、最後尾のお客
様は4回目くらいのご搭乗となります。あしからずご了
承ください」とのこと・・。1時間弱ほど並んでやっと
乗れた。GWなめたらあかんなあ・・と思い知らされる。
 今回は神戸の街には寄らず、そのままJRで京都へ直帰。

2017年5月5日(金)
4日、千里阪急でおもちゃ教室

 Wの5月4日は、大阪の千里中央・千里阪急百貨店で
おもちゃ教室。「コトコトステージ」と銘打たれた小さなワー
クショップ。今回は「ツンツン鯉のぼり」。糸を伝って木の小
さな鯉がツンツン揺れながら降りてくるおもちゃ。
 いいお天気だったので遠出する家族も多いからか若干
少な目ではあったが、次々と切れ目なしに作りに来ていただ
いた。女の子とお父さんという組み合わせが多かったのだが
なぜか女の子ってお父さんへのあたりがきつい。お父さんが
遠慮がちに「ここもうちょっとこうしたら・・・」とか助言し
ても「いいの!」と突っぱねる子も。私は息子二人だったので
女の子の「我が子経験」がないのでよくはわからないのだが・・・。
 
 今回は私には珍しい「季節ネタ」。クリスマスモノはわりと
よくやってきたが、その他の季節ネタはあまりやってこなかった。
その時期を越すと使えなくなるのでなんかもったいないという
のもあるが、なんとなく「当て込んでる感」がして避けてきたと
いうのもある。でも、今回のツンツン鯉のぼりが割と評判良かっ
たので、少し気をよくして、『また季節ネタも考えてみようかな』
とすぐに思ってしまう私であった。


2017年4月23日(日)
清水山へ

 ぼ毎週、軽い山歩きは続けている。運動のためではある
が、週に一度は森とかを歩かないとリフレッシュできなく
なっている感はある。(近場ばかりなのでいちいち日記に
アップしてはいないが)
 今日4月23日の日曜日も近場ではあるがいつものように
出かけた。京阪の五条駅で下車し、清水寺方面に向けて歩き、
東大路で少し南に下がって馬町から渋谷街道へ。京都女子大
を横目でみながら坂を上るとやがて国道1号線をくぐる小さ
なトンネル。くぐって階段をのぼり清閑寺付近から山道に入る。
 山道の入り口に外国人の若者3人連れが案内図を見なが
ら思案している様子。どうしたのかなという顔で見ると、
「Kiyomizu Temple」へ、この山道から行けるのかどうか聞
いてくる。行けるには行けるが寺の境内に入るところにゲー
トがあってその中は有料かもしれないということを伝える。
すると急に日本語で「Kiyomizu Temple カッコイイデスカ?」
と一人の若者が笑いながら聞いてきた。「もちろんかっこい
いよ!」と答えておいた。
 我々は先に山道を登りはじめる。下をみると3人も登り始
めたようだ。 歩きやすい山道をどんどん登っていくと、清
水山の頂上付近に着く。休むベンチがあったのでそこでお弁当。
その後、下り道になりまっすぐ行くと将軍塚に再び登る道と、
清水寺に降りていく道との分かれ道に出る。我々は清水寺に降
りていくことにした。

  
清水山山頂付近。                  清水寺に降りてくる。いいお天気。

 山道を下ると確かにゲートがある。だが、ここから境内は有
料ではなく、「清水の舞台」に入るのだけが有料とのことだった。
 境内は中国語ばかりが聞こえてくる。そのまま祇園四条駅まで
歩いたが、「三年坂」「八坂の塔」「高台寺」「建仁寺」「花見小
路」と観光地ばかりを通るのですごい人出。もちろん外国人でい
っぱい。
 30数年前、中学校教員だったころ、新任でこの清水のあたり
が校区の中学校に赴任した。もちろんそのころはいまほどの人出
もなく、落ち着いていた。八坂の塔のすぐ近くに下宿していた先
輩若手教師のところに泊めてもらったこともあったが、周辺には
いまほどお店もなく逆に風情があったように思う。その中学も今
はもう廃校となっている。土地柄、舞妓さんになるためにいろん
な地方から来た子も生徒の中にはいた。今から考えてみるとずい
ぶんと京都らしいところにいたんだなあと思う。


2017年3月28日(火)
風邪と美術館

 々に風邪をひいてしまった。その週、特に仕事が詰
まっていて、毎日休憩もなしに作業に追われていた。そ
してついに先週の金曜日『なんかしんどいなあ。寒気す
るし腰が痛いしお腹も痛い・・』と思いつつも納期が迫
るので仕事を続けていた。さすがに夕方5時くらいにな
って限界になり、とりあえずこたつに入って横になった。
 ちょうど友人から飲み会の誘いがあったのだが断りの
TELを入れる。断ったとたんほっとしてそのままウト
ウトと眠ってしまった。ただ、明日中に発送しなければ
ならない商品があるので明日も休めない。とにかく金曜
日のうちに寝て直しておきたかった。
 たっぷりと寝汗をかいて少しスッキリした翌朝、仕事
再開。ただし身体の芯はまだしんどい。なんとか3つの
荷物を発送することができた。

 日曜日(3月26日)、だいぶ元気になったので、兵庫
県立美術館へ。現代彫刻の新宮晋さんの作品展を見に行っ
た。新宮氏の作品は関空の建物内の天井近くで風をうけて
動くメカニックなモビール作品でよく知られている。今回
の「新宮晋の宇宙船」展では、風だけではなく水がたまっ
たらこぼれるという「鹿威し」のようなメカニズムで面白
い動きをするものもあった。どれも基本は「均衡とその崩
壊」の繰り返しによる思いがけない動きを表現したものば
かりである。微妙なバランスを持って均衡を保っているも
のが、「風」や「水」などの自然によって均衡を崩され
また均衡を取り戻そうとする。その時に生まれる動きには
無限のバリエーションがあり、見ていて飽きない。おもちゃ
の世界にも通ずるコンセプトだなと思う。

 
兵庫県立美術館「新宮晋の宇宙船」展より

 そのあと、三宮まで足を延ばし、古い工場を改造した大き
なアートギャラリー「KI I TO」で「TOY&DOLL」展
を見る。(姫路にある「日本玩具博物館」の収蔵品の一部が
展示されている)生糸の工場だったという昭和モダンのおお
きな工場跡スペースが面白かった。
 ふたつの展覧会を見た後、妻が元町の「ファミリア」本店で
ちょっと買い物がしたいというので商店街方面へ。この、乳幼
児や子供服の専門店「ファミリア」は、現在やっているNHK
の朝ドラ「べっぴんさん」のモデルとなっている人が創業者。
本店ビルにはドラマに合わせて、創業者や会社の沿革などがパ
ネル展示されており、観光客らしき人も見ていた。

 
ファミリア本店

 それにしても最近神戸づいてるなあ・・・。関西の主要な都市
を一軒の家の各部屋に例えるなら、大阪はもちろん「台所」。
そして京都は落ち着く「和室」。神戸は、モダンなソファなどを
置いた華やいだ「応接間」。じゃ奈良は?奈良はね・・・えーっと
古いアルバムや昔使った道具を置いてある「納戸」のイメージ。
私の中の独断と偏見のイメージでした。


2017年3月19日(日)
春休みのおもちゃ教室

 日間続けてのおもちゃ教室。3月18日と19日に
大阪・千里にある百貨店「千里阪急」のおもちゃ売り場
に出店する「スマイルキッズ」さんの企画。売り場近く
のスペースで実施する。ここでのおもちゃ教室ももう
4回目くらいになる。

                      
「まわしっこ」では自由にコマに色つけしてもらったが
                       なかなか「アート」な感じの着色をしてくれる幼児さん
                       も。



 1日目は指で弾いて磁石の力で鼻がピタッとくっつく
「ハナピタ」というおもちゃ。2日目は、コマ回しマシンの
ようなおもちゃ「まわしっこ」。春休みの親子連れやおばあ
ちゃんと孫とかの組み合わせでたくさんの方が参加して
くださった。2日目に「昨日この子がとても楽しかったという
ので今日も来ました」と連続してきてくれた親子が2組
いた(1日ずつ違う題材だったこともあるのだが)のはうれ
しかった。

2017年3月14日(火)
成果物公開セミナー

 年の1月くらいから約1年以上関わってきた京都府南部
の和束町の木のおもちゃプロジェクトだが、「成果物公開
セミナー」の時期になった。
 厚労省の委託事業として、地方再生や活性化のためのい
わばパイロット的な役割をするのが「雇用促進協議会」。地
域の特産物や新たな事業などを先駆けてプラン化し、地域に
提案して示すのがこの雇用促進協議会の役割だ。和束町にお
ける今年度の成果物の2つの柱は「ハーブ事業」と「木育」
だ。


 「成果物公開セミナー」は、3月12日と13日に開かれた。
この発表会をきっかけにこれらの事業化を担う人材や事
業所などの募集が行われる。

 今回私が発案し提案させてもらった木のおもちゃのキットシ
リーズも、きれいにパッキングされ、町内でデザインの得意な
方に依頼したラベルもいい感じ。
おしゃれな雑貨屋さんにも並べられるような楽しい商品となった。

 来年度もまた木育事業の開発プロジェクトは続くので、和束町
とのつながりはとうぶん続きそうだ。小さな町なので、イベント
や会合などに参加した時に顔を合わせる方も、よくみる顔ぶれが
多い。顔なじみの方が少しずつ増えるのもなんかうれしい。

 WBCが、連日の熱戦続きで見るのもつい力が入ってしまう。確定
申告もぎりぎりになってしまっているのに、今日も対キューバ戦
がハラハラドキドキのタフな展開でついつい見てしまうのだ。

2017年3月5日(日)
春めいてきた休日に

 月に入ってずいぶん暖かくなってきた。3月3日の金曜日
の夜は学生時代からの友人2人と飲み会。(といっても私はノンア
ルコール)いつも集まっている3家族だが、今回は男3人で居酒屋
へ。一人は去年に退職し、あとの一人はこの3月で退職する予定。
退職者2人と自営業1人のアラ還3人組って、実写版『3匹のおっ
さん(有川浩さんの小説)』になってしまう。まあ別に夜回りはし
ないんだけど。


 日曜日は、すこし遠出して、神戸の布引の滝へウォーキング。新
神戸駅の北からすぐに山道があり、すこし登ると雌滝、雄滝といった
滝が続く。渓流が流れ、神戸の街からちょっと登っただけなのにいき
なり山の中。NHKのブラタモリで,ここの水がとても水質が良く、
昔の船乗りが海に持って行っても腐らない水として重宝されていたと
いうのをやっていた。

   
布引の滝

 更にもう少し歩くと、布引ダムが現れる。たくさんのハイカーやボ
ーイスカウトにすれ違う。高齢者の山歩きの会みたいな集団もよく見
かけるが、同じ帽子をかぶったり旗を持ったり、妙に統一感を出して
いる。「あの8人遅れてるな、○○さんちょっと声かけてくれる?」
とか言って仕切っている人もいる。私は、夫婦か気心のしれた仲間で
勝手気ままに登るのがいいけどなあ・・・。
 布引貯水池から先は、ぐるっと山道を巡って、再度山の麓から「大
師道」という道をどんどん下る。2時間半ほど山道を歩いた。
 ようやく神戸の名所である「ビーナスブリッジ」に着く。とても見
晴らしが良く神戸が一望できる。暖かいのでずいぶん汗をかいた。

  
ビーナスブリッジ

やっと街中に入り、神戸らしい坂道を下っていく。元町で、よく買っ
ているパン屋さん「PAUL」でパンを買う。ここは夕方になると、その日
のバゲットや大きなハード系の400〜500円するものがどれでも5
つで1000円になるので、地元の人はそれを目当てにたくさん買いに
くる。
 帰りは三宮から新快速で京都まで1時間ほど。さすがにちょっと足が
つりそうな感じ・・。